関節運動が一関節で生じているのか多関節で生じているのかを判断することは重要です。なぜなら、独立して一関節で動かせるようになると運動のバリエーションがでてくるため運動の改善に役立つからです。
ここでは瞬間中心の考え方、骨盤の位置・動きと股関節・腰椎の動きとの関連を考慮して観察することでどこが短縮している部位かを評価する方法、上半身質量中心・下半身質量中心と身体重心の評価などについて紹介。三次元解析装置の映像等も用いてその理論と実践方法を分りやすく解説しています。
■実技・解説:福井 勉(文京学院大学保健医療技術学部教授、理学療法学科長、理学療法士、医学博士)