梅雨の時期から夏にかけてスポーツ選手にとって深刻に関わる疾患、それが「熱中症」です。また、運動をしない人にとっても、昨今の節電傾向に伴い、例年以上に対策が必要な疾患であるということを忘れてはいけません。熱中症は重症の場合、死に至るほどの危険な要素を持つ反面、現場で発生を防ぐことができる疾患でもあります。今回、管理栄養士でNSCA認定パーソナルトレーナーである小林唯氏が、管理栄養士の立場からスポーツ選手のための熱中症予防について詳しく解説致します。症状別の処置の方法や、正しい水分補給法など現場レベルで使える情報が満載です。暑い時期の運動を安全に取り組むために、熱中症についての正しい知識を持ち、予防と対策を行っていきましょう!