統合失調症は人口のおおよそ1%にものぼる疾患で、私たちにとっても身近な病気の一つです。しかし、統合失調症の名前は知っていてもその理解は曖昧で、生徒を支援をすることに対して不安を感じている現場の先生方も非常に多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、日頃より精神障がいに対する心理学的支援について研究し、統合失調症の書籍等も出版されている中坪太久郎先生に「統合失調症の理解と支援」をテーマにご講演をいただきました。
医療機関等につながった後にどのような支援が実際にされているのか。またその支援がどういうメカニズムの基で確立されたのか。家族も含めた統合失調症の支援の部分に焦点当て、現場で保護者の方に説明するときなどに参考になるような内容となっております。
■講師:中坪 太久郎(淑徳大学総合福祉学部実践心理学科 教授)