新型コロナウイルスの感染拡大がなかなか収束する様子が見られない現状において、養護教諭は子どもの健康・安全を守るという使命のもと、日々、「学校の新しい生活様式」に対応した養護実践をされていると思います。
コロナ禍によって、文部科学省のGIGAスクール構想が2020年度に前倒して完全実施されました。そのような中、各学校でICTを活用したさまざまな取り組みが行われています。
養護実践で考えると、健康観察や健康相談にICTを活用してオンラインで実施したり、感染症予防教育などの保健教育をオンデマンドで配信したり、関係機関との連携のためにオンライン会議をするなどのICTを活用した養護教諭の取り組みを紹介させていただきます。
■講師:大川 尚子(京都女子大学発達教育学部教育学科養護・福祉教育学専攻教授)