肩関節周囲炎の病態は多様で、多くの場合は様々な因子が相互に関連しています。そこで表出している現象は一部に過ぎず、その対応においては、思い込みや決めつけで判断することなく、クライアントから正しい情報を引き出し、“気付く”ことが重要です。
今回のセミナーでは、「肩関節周囲炎に対するセラピー」をテーマに、病態把握のポイントや、触診・上肢操作の基本などを分かりやすく講義しています。その中でも、クライアントへの触れ方、持つ位置、動かし方など、セラピスト自身の意識を重視したアプローチ方法を重点的に解説。さらに、受講者をモデルにしたデモンストレーションで、様々なパターンの肩の診かた、対応の仕方を学びます。
※講演の内容は、あくまで山口氏の見解を示すものであることを予めご了解ください。
※この映像は、2016年8月に行われた山口光國先生のセミナーを収録したものです。
■講師:山口光國(セラ・ラボ代表/理学療法士/健康心理学修士)