コミュニカティブ・ライティング~アクション・リサーチから学ぶ英語教授法シリーズ~
アクション・リサーチとは、問題を把握し、必要な対策を講じてその結果を検証するもので、今日、教師教育・授業改革の方法として注目されています。このシリーズでは、年間を通して、実際にアクション・リサーチに取り組み、授業改善に効果のあった指導法を紹介します。
今回の動画は、コミュニカティブ・ライティングに取り組まれた高橋先生の実践です。この実践は、2005年の全英連岐阜大会で発表されたものです。「書く活動」と「話す活動」を統合したコミュニカティブな授業の中で、生徒が主体となって言語活動を行うことによって実践的なコミュニケーション能力が身に付くことが明らかになりました。この動画は、授業の進め方とその指導の実際を具体的に紹介しています。また、年間指導計画やアクション・リサーチの結果について詳しく解説しており、継続したカリキュラムの作成にたいへん役立つ内容となっています。平成25年度から施行される新学習指導要領では、『Writing』が『英語表現』になり「書く活動」と「話す活動」を統合して、発信できるコミュニケーション能力を育成することが目標になっています。このコミュニカティブ・ライティングの実践は、まさに新学習指導要領のモデルになるものです。
是非ともご参考にしていただき、日々の授業改善にお役立ていただければと思っております。
コミュニカティブ・ライティングの導入と、その具体的な授業案について模擬授業や実際に高校の授業で行った様子なども交えながら解説しています。
<アクション・リサーチについて>
アクション・リサーチの概要をパワーポイントで解説