西村信紀(大阪グローバル)の実戦に育まれたピッチングテクニック~ドロップ系ファストボールの投げ方~
「どうすれば速い球を投げられるか・・・」「どうすればバッターを打ち取ることができるか・・・」今回のシリーズは、ソフトボールのピッチャーとして日本の第一線で素晴らしい実績を上げてこられた西村信紀氏のノウハウを余すところなくご紹介したものです。ウインドミルの基本は、いかに大きく腕を回転させるか、踏み込んだ時の重心(体重)移動と、そしてブラッシング後のリリースポイントです。いかに多くの力をボールに伝えるかを考えた時、これらがとても重要になってきます。しかし、いくら大きく腕を回していても、腰の回転がないと、いわゆる手投げということになってしまい、速い球は投げられません。効果的に腰の回転をボールに伝え、全体的なスピードアップとバランスによって、ファストボールが生まれます。このシリーズの中ではセット、グリップから始まる一つ一つの動作を細かく、しかもわかりやすく丁寧に分解し映像化しております。また、貴重な世界選手権でのゲーム映像も入れており、ピッチングの組み立てやバッターとの駆け引きなどもご覧いただくことができ、大変参考になります。西村氏の合理的で洗練されたピッチングフォームは、男子選手に限らず女子選手、ジュニア選手にも十分対応ができます。ここで紹介されているピッチングを繰り返しご覧いただくことで、そして繰り返し練習を行うことで必ずや効果を得られるものとなることでしょう!