中学校国語科学習ゲーム~授業づくりの活性化につながる体験的な学び~
新しい学習指導要領で「言語活動」がクローズアップされています。
その背景にあるのは、「知識基盤社会」と呼ばれる知識の「所有」より「活用」の力が重視される社会の到来です。社会的に知識の流れがよくなってきたので、次はその知識をどう結びつけて、新しいものを考え出すかという部分に焦点が当たり始めたのです。そのためには言語を体験的に学ぶことが必要になってきたということです。
クイズ&ゲームもまた注目を集めているものの一つです。「学習ゲーム」と言うと、とかく軽く見られがちですが、欧米では、ゲーム研究は、教育研究の立派な一分野となっています。この動画で中学校国語科学習ゲームを提案するお二人の先生も、急に研究を始めた訳ではなく、十年近い積み重ねの上での実践を紹介してくれています。
学びを含む仕掛けとしての勝ち負けのある活動・・・「学習ゲーム」。
今回ご紹介するこれらの実践が中学校国語科授業づくりの活性化に役立つことでしょう。
●【学習ゲーム】が必要な理由は何か(解説)
●学習ゲームについて(解説)
<読むこと>
●占い欄で雑誌当てゲーム
雑誌の「占い欄」を見て、色々と類推しながらその雑誌のターゲットや雑誌名を当てるゲーム活動
出典:図書文化社「ゲームで身につく学習スキル」