小児・思春期の過敏性腸症候群をもっと知る~養護教諭のサポートがつらさを軽減します~
大腸および小腸に器質的異常がないにもかかわらず、腹痛や下痢あるいは便秘などのおなかの症状をくり返す過敏性腸症候群。その症状で悩む人は多く、小児・思春期での発症もみられ注目されています。
その症状による生活の質(QOL)の低下は著しいといわれるものの、一見健康そうに見えることから、学校生活での本人のつらさは周囲に理解されづらいものと思われます。また不登校が過敏性腸症候群の症状のつらさから引き起こされているケースなども見られます。
過敏性腸症候群では、ストレスや不安がさらにその症状を悪化させることがあります。そのため、周囲の理解やサポートが大切です。養護教諭のみなさまが、保護者や他教諭などの周囲の理解をもとめ、サポート体制を整えることで、子どもたちのつらさが軽減できるものと思われます。
今回お話いただくのは、小児科医として日々診療にあたられている竹中義人先生です。子どもの心身症の専門医としてセミナーの講師をつとめられるなど、学校での子どもたちのQOLを守るために活動されています。
今回は、過敏性腸症候群についてのお話です。
・過敏性腸症候群のいろいろな症例
・過敏性腸症候群とは(症状・診断・治療など)
・過敏性腸症候群の併存症と心の問題
・養護教諭ができる学校でのサポート
過敏性腸症候群で悩む子どもたちが、学校生活を安心して送れるようになれば幸いです。
■講師:竹中 義人(たけなかキッズクリニック院長)