膝前十字靭帯再建術後のリハビリテーション~ACL損傷からの早期復帰と再損傷予防のために~
膝前十字靭帯再建術後リハビリテーションには、日常生活への復帰を目的とするメディカルリハビリテーションと、スポーツ活動への復帰を目的とするアスレチックリハビリテーションがあります。
メディカルリハビリテーションは、再建靭帯の再構築と骨孔部の癒合のための安静を優先とする保護期を経て、運動と支持機能を獲得するためのトレーニング期に分けられ、そしてスポーツ活動に必要な体力と技術を獲得するためのアスレチックリハビリテーションへと進めていきます。
この映像では、リハビリテーションプログラムの概要について解説し、実際のリハビリテーションの課題を達成する流れにそって、160種類以上ものリハビリテーションプログラムを段階的に紹介しています。もちろん、メディカルリハビリテーションの終了基準とスポーツ動作の開始基準、そして再損傷予防ガイドラインについても詳しく解説していますので、直ぐに実際の臨床に応用することができます。
■監修:小柳 磨毅(大阪電気通信大学 医療福祉工学部 理学療法学科 教授)
■実技:椎木 孝幸(行岡病院リハビリテーション科理学療法部門 総括科長)、一般社団法人アスリートケア
■協力:医療法人 行岡医学研究会 行岡病院