その「おなかが痛い」は危険かも~危険なサインを見逃さない!~
保健室の来室者の中でも、腹痛を訴える子どもは多いと思います。子どもの腹痛の多くは便秘や胃腸炎が原因ですが、中には虫垂炎や腸閉塞など緊急性が高く、手術が必要な場合もあります。また、腹痛を訴えていても必ずしも胃腸に原因があるわけではありません。肺や心臓の病気が原因になっていたり、婦人科系の病気や精巣捻転症などがおこっている場合もあります。
小さな子どもでは特に、どこが痛いのか、どれくらい痛いのか、どんなふうに痛いのか、正確に訴えることは難しいです。外傷が原因になっているときには、他の部位のケガに気をとられて腹痛を訴えない場合さえ考えられます。
今回は救急総合診療医として日々治療にあたられている関根一朗先生に、『その「おなかが痛い」は危険かも ~危険なサインを見逃さない!~』をテーマにお話いただきます。
・腹痛を訴える子どもへの問診
・それぞれの腹痛への応急処置は?
・緊急に受診が必要な危険サインは?
など、子どもが腹痛を訴えてきた時に、不安感なく対応するためのポイントをおさらいいただきたいと思います。
■講師:関根 一朗(湘南鎌倉総合病院 救急総合診療科部長)