腰痛症に対する理学療法評価 ~評価から考えられる治療法の選択~
腰痛に悩まされている人はたいへん多く、アスリート、一般の人たち、年齢などに関わらず数多くみられます。しかし、「腰痛」は症状であって病名ではないため疾患はさまざまです。「腰が痛い」と訴えてきた患者さんの腰部のX線写真を撮っても異常はなく、血液検査や神経の検査でも問題が見られないのに腰に痛みが生じている場合が多いのです。この動画では、長年腰痛疾患に携わってこられた青木一治先生が、腰痛を症状とする疾患の知識、腰痛疾患を診るための検査・測定の方法などについて詳しく解説しています。また、腰痛疾患を診るためのポイントについて、「運動診」を中心に体幹屈曲、体幹伸展という運動の診かたから治療法の選択まで実技を交えて紹介しています。腰痛に直面しているすべて治療家にご覧頂きたい内容となっています。
■指導・解説:青木 一治(名古屋学院大学 リハビリテーション学部理学療法学科 教授)