桐山氏が八王子一中に携わって23年。ここ20年で関東大会に出場できなかったのはわずか1回のみ。2017年も関東大会を優勝するなど、私立中学校なども数多くいる中で長きにわたり強豪チームであり続ける八王子一中。その理由は「ディフェンス」にあると桐山氏は言います。
桐山氏のディフェンス哲学に強さの秘訣があります。「ディフェンスはたとえ抜かれても罪はない。罪であるのは抜かれた後、諦めてボールを追わなかった場合だ。諦めずに追いかければ、必ず味方がカバーして、ピンチをチャンスにしてくれる」という考えがディフェンスのすべての要素につながっていきます。このディフェンスは、どんな選手、どんなチームでも実践できて効果の高い、正に理想のディフェンスと言えるものです。
■指導解説:桐山 博文(八王子市立八王子第一中学校女子バスケットボール部外部指導員)
■実技協力:八王子市立八王子第一中学校女子バスケットボール部