2016年に続き、2019年も2冠を達成した福岡第一高校。強さの謎を紐解いていくと、井手口監督のきめ細やかな指導、そして伝統の「速攻」のほかに、2つの事柄が浮かび上がりました。それが「残り14秒からの攻撃」と「2-2-1ゾーンプレス」です。
2冠達成には、必ず理由があります。そしてその理屈は、フィットするように調整すれば、どのチームにも当てはめることができるものです。成功しているチームの理論を、ぜひチームの強化に役立ててください。
■指導解説:井手口 孝(福岡第一高等学校男子バスケットボール部監督)
■実技協力:福岡第一高等学校男子バスケットボール部
2015年にそれまで勤めた強豪校から転任し、まさに「0からのスタート」となった鷲野監督。前任校とは練習環境が変わり、ミニバス経験がない選手などもいる中で、「どんな練習をするのがベストなのか?」ということを追及しました。
(1)わかりやすくシンプル
(2)効果のあることを効率よく
(3)選手が目的を理解できる
(4)選手の意欲を高められる
(5)攻防の基本を身に付けられる の5つを踏まえて、どんな選手にも「本当に効果のあるドリル」をつくろうと試行錯誤を重ねて辿りついたメニューを収録。攻防の基本やスキルを身につけやすいだけでなく、意欲や向上心をわかせる工夫や、練習時間やスペースも効率性を考えた、すべてのチームにフィットするドリル集です。
■指導・解説:鷲野 鋭久(BLUE EAGLES監督)
■実技協力:BLUE EAGLES
山形県でも有数の進学校でありながら、高校男子バスケット界では全国トップクラスに名を連ねる県立山形南。通称「南高(ナンコウ)」。
今作では、ファンダメンタルに裏打ちされた、県立山形南の“チームディフェンス”ができるまでを、細谷監督の指導風景とともに紹介します。
■指導解説:細谷 尚寿(山形南高等学校男子バスケットボール部監督)
■実技協力:山形南高等学校男子バスケットボール部
2017年、安城学園はついにウインターカップにて準優勝まで上り詰めました。その後に行われた東海新人大会でも、東海地区の数ある強豪をおさえ、優勝。ウインターカップの結果が決して偶然の産物ではなかったことを裏付けました。
それを踏まえて、今回はこれまでの「テーマ」に沿った内容とは一線を画し、大会前に行っていた「練習メニュー」に焦点を合わせ、他チームの指導でも活かしやすいように映像を制作しました。男女や中学高校を問わず使えるメニューが揃っているので、どのドリルを取り入れるか模索しながら見ていただけるようになっています。
ウインターカップで評判だったのが、安城学園の「マンツーマンディフェンス」。全国のスーパーエースたちを要所でおさえることで勝利につなげています。このディフェンスについても徹底的に解説。
インターハイ前に気づいた「1on1で抜かれやすい」という弱点を、「ボールを持たれる前のディフェンス」に着目することで改善。様々なチームの強みを取り入れて、鉄壁のシステムを構築しました。考え方、動き方、カットやスクリーンの対応などをドリルにしてあるので、段階的に取り入れていけば短期間でも効果が出てきます。
■指導・解説:金子 寛治(安城学園高等学校女子バスケットボール部 監督)
■実技協力:安城学園高等学校女子バスケットボール部
石川県の名門・布水中学校を、2014年に日本一へと導いた異色の名将が「ディフェンスドリル」を公開!
現在は金沢学院高校で指揮を執る石過祐樹監督が、布水中時代から現在も継続して行う練習方法を紹介します。
今作の見どころは、実際のプレーに即した動きを想定し、ドリル化している点。すべてが日々のルーティーンとして取り入れやすい形であり、選手が納得して取り組める内容となっています。
■指導解説:石過 祐樹(金沢学院高等学校男子バスケットボール部監督)
■実技協力:金沢学院高等学校男子バスケットボール部
桐山氏が八王子一中に携わって23年。ここ20年で関東大会に出場できなかったのはわずか1回のみ。2017年も関東大会を優勝するなど、私立中学校なども数多くいる中で長きにわたり強豪チームであり続ける八王子一中。その理由は「ディフェンス」にあると桐山氏は言います。
桐山氏のディフェンス哲学に強さの秘訣があります。「ディフェンスはたとえ抜かれても罪はない。罪であるのは抜かれた後、諦めてボールを追わなかった場合だ。諦めずに追いかければ、必ず味方がカバーして、ピンチをチャンスにしてくれる」という考えがディフェンスのすべての要素につながっていきます。このディフェンスは、どんな選手、どんなチームでも実践できて効果の高い、正に理想のディフェンスと言えるものです。
■指導解説:桐山 博文(八王子市立八王子第一中学校女子バスケットボール部外部指導員)
■実技協力:八王子市立八王子第一中学校女子バスケットボール部
☆現役NBAコーチによる指導を体感!
☆細部まで徹底的にこだわる指導は必見
2019年8月に白鴎大学で行われた、現役NBAコーチのドウェイン・ケーシー氏によるクリニックをお届けします。現代バスケで主流となっているピック&ロールオフェンスについて、大学生をモデルに熱い指導を展開していきます。全ての基礎となる「パス」の出し方、受け方の基本から、スクリーンの掛け方、カッティングの仕方など、実戦に繋がる動きまでを徹底的に指導していきます。一流コーチによる丁寧かつ濃密な指導は必見です。
「強いチームは、ファンダメンタルが違う」とはよく言われる言葉ですが、では実際何が違うのかというと、それは「細かな部分を妥協しないこと」です。
ここでは、ディフェンスにとって重要なスキル、特にフットワークに特化した練習メニューを、習慣化して身につけられるドリルにして紹介します。
「ガウチョーズ出身の選手はディフェンスの基礎が違う」といわれるその秘訣を、ぜひこの作品でご覧ください!
■指導解説:目 由紀宏(ガウチョーズバスケットボールアカデミー監督)
■実技協力:ガウチョーズバスケットボールアカデミー
福岡第一高校は“マンツーマンディフェンスからの速攻”に定評のあるチームです。
井手口監督の「マンツーマンディフェンス」は、『常に5人でボールを守ること』に主眼を置いて指導しています。どのような状況でもボールから目を離すことなく、またマークマンにとらわれず、常に5人でボールを守る意識でプレーすることができるのです。
福岡第一の強さの片鱗を、ぜひ感じ取ってください!
■指導解説:井手口 孝(福岡第一高等学校男子バスケットボール部監督)
■実技協力:福岡第一高等学校男子バスケットボール部
4年連続40回目の出場を果たした2015年のウインターカップでも準優勝するなど、結果を残し続ける土浦日大高校。
チーム伝統の戦術は「攻撃的ディフェンス」です。「ディフェンス=守る」という概念では相手に圧力をかけることはできません。「オフェンスを攻撃する」つもりでディフェンスをする、その激しさがチームとして相手への圧力となります。
チームのディフェンス力を高めるヒントが必ずあるはず!強固なディフェンスの構築にお役立てください!
■指導解説:佐藤 豊(土浦日本大学高等学校バスケットボール部監督)
■実技協力:土浦日本大学高等学校男子/女子バスケットボール部
今作は、2016年8月4日に白鴎大学で行われた現役NBAヘッドコーチ、ドウェイン・ケーシー氏のクリニックを収録したものです。世界最高峰のリーグでヘッドコーチをしている氏の、貴重な日本での指導映像となっています。
NBA現役のヘッドコーチではありますが、以前は日本での指導機会もあり、日本人のことを熟知したうえでクリニックに臨んでおられます。高いレベルのプレーをさせるというよりも、「基本を正しく徹底する」指導方針は正に日本人に活用させやすいものになっていると思います。
またとない貴重なクリニックをぜひご覧になってみてください!
■指導解説:ドウェイン・ケーシー(トロントラプターズ ヘッドコーチ)
■実技協力:白鴎大学女子バスケットボール部
今作は2015年のウインターカップで安城学園が劇的な逆転勝利をおさめた際に試合の流れを変えたシステム「スクランブルディフェンス」をご紹介します。試合終盤でのビハインドなど、いざという時に“逆転を狙える”Defシステムを隠すことなく公開しています。
■指導解説:金子 寛治(安城学園高等学校女子バスケットボール部監督)
■実技協力:安城学園高等学校女子バスケットボール部
近藤義行監督による“市船”バスケットボールのチームづくりを公開します!
今作ではディフェンス編とオフェンス編に分け、それぞれでポイントを絞って練習法や指導術を見せていきます。
単なるドリルの紹介に留まらない、新しいスタイルの映像をぜひご覧ください!
■指導解説:近藤 義行(船橋市立船橋高等学校男子バスケットボール部監督)
■実技協力:船橋市立船橋高等学校男子/女子バスケットボール部
柿生フィリーズの代名詞といえば、小学生とは思えないほど徹底された「ファンダメンタル」。ボールの持ち方からシュート、ディフェンススキルまで、細部にこだわった指導が展開されます。
初めてバスケットをする選手たちにどう指導すればいいか、クセのある選手をどう修正すればいいか、チームのルーティーンをどう作ればいいかなど、年代や性別を選ばず使える練習ばかりです。ミニバスならではの指導切り口を、ぜひ参考にしてみてください!
■指導解説:佐能 俊秀(柿生フィリーズ 監督)
■実技協力:神奈川県/柿生フィリーズ
小さいチームで戦うことを想定した中島流トライアングルツーでは、一般的なトライアングルツーと違い、インサイド2人、またはインサイド1人・アウトサイド1人をマンツーで守ります。
これは、数々のチームで指揮を執ってきた知将中島正信の成功体験に裏打ちされたディフェンスシステムです。今作では、このディフェンスシステムを総合的に作り上げていきます。
小さなチームで大きなチームに打ち勝つ真髄をご覧ください!
■指導解説:中島 正信(久留米工業大学女子バスケットボール部ヘッドコーチ)
■実技協力:久留米工業大学女子バスケットボール部
ご存知のとおり、2016年度より中学校でも“ゾーンディフェンス禁止”のルールが適用となります。
選手はもちろんですが、指導者にとってもこの問題は非常に大きいはず。そこで今回、西南部中学校の黒島監督に「マンツーマンディフェンス」について、その基本と動きを解説してもらいました。
ここでは主流となっているシェルディフェンスではなく、よりリスクを回避できる「ファネルディフェンス」について紹介しています。
■指導解説:黒島 啓之(金沢市立西南部中学校バスケットボール部監督)
■実技協力:金沢市立西南部中学校バスケットボール部
ノーシードからのベスト4を達成した2014年のウインターカップでは6試合中5試合で、2015年のインターハイでは全試合で相手チームよりもリバウンド総数が上回っています。これは金子監督の考える緻密で合理的なリバウンド理論が全国という大舞台でも力を発揮した結果と言えます。
「リバウンドを制するものはバスケットを制する!」という格言が生きているように、まさにチームの勝利へ直結する理論&テクニック!!この映像で、あなたのチームを勝利へと導いてくれることでしょう!
■指導解説:金子 寛治(安城学園高等学校女子バスケットボール部監督)
■実技協力:安城学園高等学校女子バスケットボール部
1試合40分をマンツーマンディフェンスで守り切る事は理想であり、指導者としてチームとして最も目指すべき場所かもしれません。 しかしながら、マンツーマンディフェンスを続けていくと陥るピンチの一つにファウルトラブルがあります。
そこで有効になるのが“マッチアップゾーンディフェンス”です。
このディフェンスの優れている点は、通常のゾーンディフェンスよりもマンツーマンディフェンスに近い形でマークマンを受け渡す(チェンジング)ことにより、外からのシュートをケアしつつ、深追いから無理な体勢でのディフェンスを行なわないことでファウルを減らします。
今回はまず片峯監督が絶対的に重視するマンツーマンディフェンスから紹介。段階 を追ってつくりあげていきます。ワンプレーごとに良かった点、修正点を振り返ることで理解しやすいよう丁寧に進めていただきました。
■指導解説:片峯 聡太(福岡大学附属大濠高等学校 男子バスケットボール部 監督)
■実技協力:福岡大学附属大濠高等学校男子バスケットボール部
本作では、鷲野監督が長年にわたり中学生年代を指導されてきた中で育まれ厳選されてきた珠玉のドリル集に加え、藤浪中学校で築き上げてきた「戦略・戦術」の中から、どのチームでも覚えておいた方が良い「イザというときに使える戦略・戦術」にスポットを当てご紹介しています。
今回は『実戦に直結する効果的な練習ドリル』を中心にご紹介。自分のチーム状況に応じて多少のアレンジを加えれば鷲野流を取り入れた、より実戦に近い練習が構築できます。ぜひご覧いただき、自チームの戦力アップに、そしてご自身の指導力アップにお役立てください!
■指導解説:鷲野 鋭久(前愛知県津島市立藤浪中学校女子バスケットボール部監督、JBA U-15女子トップエンデバーコーチ)
■実技協力:愛知県・藤浪中学校女子バスケットボール部
ジュニア期には競技経験が浅いために現れるいくつかの特徴があります。起こりやすいミスや怪我、さらに練習の取り組み方などなど…現場で起こる様々な問題にお悩みの方は少なくないのではないでしょうか?
身体的特徴や試合の傾向を踏まえ、この年代に必要なドリルを抜粋。ファンダメンタルから攻防練習まで、細部にまでこだわった練習方法、指導方法を収録しています。
■指導解説:高橋 和也(札幌市立清田中学校男女バスケットボール部 監督)
■実技協力:札市立清田中学校男女バスケットボール部
大好評『籠久』シリーズ第3弾!2013年のウィンターカップを制した「ディフェンス」を公開します。
今回ポイントとなるのが、守りでありながらも常に“攻める”ということ。気持ちを強く持ち、感覚を研ぎ澄ませ、運動量を多くする。それらはもちろんですが、佐藤久夫監督はさらに攻撃的な守備を要求します。
“ディフェンスによって罠を仕掛け、相手のミスを誘発する”ということを考えながら、守備を行っていきます。
密着ディフェンスで相手にプレッシャーを与え、ヘルプローテーションでボールを奪う。相手の好きなようにプレーをさせない、予想外の動きで相手の攻撃の芽を摘むのが目的です。内容としても段階的に解説を行っているため、理解のしやすい構成となっています。
■指導解説:佐藤 久夫(明成高等学校男子バスケットボール部 監督)
■実技協力:明成高等学校男子バスケットボール部
バスケットボールのゲームにおいて勝敗の分かれ目はある意味ではシンプルで、リバウンドやルーズボールといった局面局面でのボール奪取率を上げることで攻撃回数とそれに伴う状況が大きく変わってきます。
今作ではチームを作っていく過程でボールへの執着心を養いながら、個々の状況判断力を上げていきチームとしてのカタを身につけ、さらにチームとしての引き出しを増やしていくことを目的としています。
特に「球際」の強さを身につけることがどれだけ大事なことか、廣瀬氏の情熱溢れるコーチングの中で明らかになります!
■指導解説:廣瀬 昌也(青山学院大学バスケットボール部コーチ/元新潟アルビレックスBBヘッドコーチ)
■実技協力:青山学院大学バスケットボール部
廣瀬昌也氏は、現役時代トッププレーヤーとして活躍した後、大和証券、新潟アルビレックスのヘッドコーチとして指導者の道を歩んできました。日本リーグコーチオブザイヤー受賞、日本代表アシスタントコーチ、ユニバーシアード日本代表コーチも務めた、現在の日本を代表するトップコーチです。
今回は青山学院大学の日々のトレーニングから第2弾として、ゲームにつながる基礎固めとチーム作りの初期部分を収録。内容はもちろん廣瀬氏の細やか且つ大胆なコーチングにも注目です!
■指導解説:廣瀬 昌也(青山学院大学バスケットボール部コーチ/元新潟アルビレックスBBヘッドコーチ)
■実技協力:青山学院大学バスケットボール部
今作では、インディアナ大学サウスイースト校のアシスタントコーチ、アンドリュー・グランツとトレー・カンニングハムが、フルコート・トラップシステムとブレイクダウンのドリルについて解説します。
インディアナ大学サウスイースト校は、米国内でトップクラスのチームで、過去5年間で100以上の勝利を積み上げました。彼らが第一に目的としていることは、コンスタントにプレッシャーをかけることです。これにより、相手チームのミスを誘い、ボールポゼッションを増やすのです。構えの取り方やプレイヤーの位置、動き方などを練習法も含めて詳しく解説しており、自分たちのチームに戦略的なプレスディフェンスを取り入れることが出来ます。
■指導解説:Andrew Grantz アンドリュー・グランツ(インディアナ大学サウスイースト校 アシスタントコーチ)/Trae Cunningham トレー・カンニングハム(インディアナ大学サウスイースト校 アシスタントコーチ)
■日本語訳監修:倉石 平(早稲田大学スポーツ科学学術院准教授)
米国内で、最も成果を上げたハイスクール・バスケットボールコーチの1人であるドン・ショワルターが、フルコートプレスにおけるトラップシステム、選手のレベルに合わせたプレスのアジャストメント、そしてプレスブレイクの動きに合わせた、オフェンスを混乱させるための戦術を解説します。
今作では、個々のスキルレベルに応じて効果的に行える、シンプルなプレスディフェンスをご紹介。簡単なアジャストメントで、様々なプレスブレイクアタックに対応することが出来ます。 また、ディフェンスを強化するためのドリルと、プレスに対抗するためのプレスブレイクを実演します。
■指導解説:Don Showalter:ドン・ショワルター(アイオワ州ミッドプレーリー高校 男子バスケットボールヘッドコーチ)
■日本語訳監修:倉石 平(早稲田大学スポーツ科学学術院准教授)
第1弾発売(1997年)以来、全国各地の指導者の方々から好評を得ている北海道選抜シリーズ、今回は待望の第6弾の登場です。
基本的なコンセプトは、限られた時間の中で効果的・効率的な指導を徹底することで最大限の効果を狙う、ということです。
ディフェンス面ではZone Press Zoneをベースにして、個々の役割をはっきりさせ誰がリザーブで入っても対応できるように指導を徹底させていきます。またオフェンス面ではスクリーンを多用して、ズレを早めに作って攻撃の起点、エントリーを増やしていくことを狙っていきます。
このようなチームコンセプトは、選抜チームに限らず部活動などで指導時間が少なく、短期間に効果を出していこうという指導者の方にとって非常にお役に立てる内容です。
■指導解説:宗岡 安隆(2012・13年度北海道選抜チームヘッドコーチ、帯広第一中学校)/山田 明(南幌中学校)/横尾 栄一(札幌厚別南中学校)/丸山 祐平(札幌澄川中学校)
■実技協力:北海道ジュニアバスケットボール連盟強化委員会
今作では中学生のゲームを通じての指導・クリニックを紹介しています。
ここではマンツーマンディフェンスを使ったゲーム、およびフルコートゾーンディフェンスを使ったゲームを行っており、その中から重要なポイントをピックアップし指導しています。勝つためのポイントは何か、選手を成長させるためのポイントは何かを考慮した上での的確なコーチングをご覧いただけます。個人技術からチーム戦術まで、特にオフェンスを中心に細かく指導を行っています。
■指導解説:中村 和雄(秋田ノーザンハピネッツヘッドコーチ)
■実技協力:新発田市立本丸中学校バスケットボール部ほか
バスケットにおけるディフェンスは、個々の技術もさることながらチームの連携が非常に重要となります。輪島レッドイーグルスでは、「9(自分以外の選手)+1(自分)+B(ボール)+G(ゴール)」の考えのもと、各選手がコート全体を把握し、1つひとつのプレーを孤立させることなく連携してディフェンスを行っています。
今作では、基本スキルの向上のためのドリルと、5人がつながりあうチームディフェンスについてご紹介します。
限られた時間や場所で効果的に練習を行うためには、明確なテーマをもった練習内容を創意工夫しなくてはなりません。輪島レッドイーグルスでは、視野の確保、位置の確保、意図のあるプレーを特に大切にして、選手自身に考えさせながら、様々な形で練習を行っています。ディフェンスを強化すれば勝利に近づけます。
■指導解説:橋田 宏幸(輪島レッドイーグルス監督/元日本バスケットボール協会・育成委員会U12委員)
■実技協力:輪島レッドイーグルス
今回のシリーズではその獲得したファンダメンタルをいかにチームの力に変えていくか…という観点で作られたものです。
チームとして完成度を高めるためには、あらゆる事態に遭遇してもパニックにならない自信を持ち、創造力豊かなクリエイティブな選手が育っていることが必要です。前回のシリーズに併せてこのシリーズをご覧いただけば、15歳前後のプレーヤー育成のための指導エッセンスを確認~身につけることができます。ぜひ、日々の指導にお役立てください!
■指導解説:鷲野 鋭久(愛知県・津島市立藤浪中学校女子バスケットボール部監督、JBA U-15女子トップエンデバーコーチ)
■実技協力:実技協力:藤浪中学校女子バスケットボール部
●バスケIQを高めるディフェンスドリル!
●決まった動きではなく、状況を判断して激しく守る!
狭いコートを選手10人がトップスピードで㎝単位の攻防を繰り広げるバスケットボールでは、決められた動きをチーム全体が理解し、まるでオートマチックに動くように訓練されます。故に古くから戦術が発達してきました。しかし東海大附属諏訪高等学校の入野ヘッドコーチは、戦術だけをチームに落とし込むだけではなく、選手にバスケットボールの理解を深めさ、状況判断が出来る選手の育成に励んでいます。
今回紹介するディフェンスドリルは、バスケットボールを選手に深く理解させることを目的にドリル化しているので、個々の状況判断能力とチームディフェンスの強化が可能なドリル集です。
トライアングルツーディフェンスは、オフェンスのキープレイヤー2人をマンツーマンで守り、残りの3人がゾーンで対応するテクニックです。
中島流のトライアングルツーは、平均身長が低いチームを想定し、インサイド2人、またはインサイド1人・アウトサイド1人をマンツーで守ります。本作では、多くのチームを勝利に導いてきた中島正信氏の試合の流れに沿った実践的なディフェンステクニックをお伝えします。
本作では、青学バスケットボール部を長年にわたり率い、トップレベルに育て上げた長谷川健志監督によるDROP ZONE DEFENSEの様々な状況別の対処方法から選手の動き、約束事を細かくご紹介します。
DROP ZONEはディフェンスでありながら、攻撃的で様々な複合的要素があるゆえに、非常に難しいというイメージがあります。しかしながら選手として攻撃的予測力を発揮し状況を判断してボールを獲ることが、ディフェンスの楽しさであり選手の喜びや成長につながっていくのです。
DROP ZONEは、非常に厳しいディフェンスかつ動きのため長時間行うことはできません。それは指導者各人の味付けで、「ここぞっ!!」という局面で使うなどチームの状況を踏まえアレンジを加えていただけるはずです。すべてのカテゴリーで応用出来るDROP ZONEの基礎から実践を是非ご覧ください。
強いチームには、必ず得点源となるエースがいます。ゾーン禁止の中学生以下のチームでは、そういった選手がいるために1on1で勝てないマッチアップが出てきてしまうのが必然となっています。そこで使われるのが、トラップ(ダブルチーム)です。シンプルかつ効果的に得点源を封じられるので、どんなチームでも落とし込みやすいスキルです。
しかし、ジュニア世代のチームで起こりやすい問題は、その後の「ローテーション」にあります。トラップでオフェンスを乱した後、ディフェンス側のチャンスとなるはずが、ローテーションの乱れでノーマークをつくり逆に得点されてしまう、ということは特に中学生以下の試合では頻繁に起こり得ることです。
効果的なトラップで相手の得点源を封じ、確実なローテーションでボールを奪う。これを徹底させることで小さいチームでも「チームの力で守り勝つ」ことができます。
Zone Press Defenseは、ゲームのペース、テンポ、リズムを自チームに持ってきたい時やビハインドを追っている時にゲームの展開を早めて多くの攻撃回数を得たい時に必要になります。そして色々なバリエーションを持っていると大きな武器となります。 今回のシリーズではZone Pressの様々なバリエーションと、フロントコートへ戻ってからの数々のチェンジングディフェンスを紹介します。指導者として知っておくべきポイントが充実している新しいシリーズ、ぜひご覧いただき、ご自分のチームでも使えるように工夫してください!
2010年の全中を制した本丸中学校をはじめ、近年中学校のバスケット界で注目を浴びている新潟県。そんな新潟県をリードする2人の指導者が登場です!
今回のテーマは『ディフェンス』。石山中(元・鳥屋野中)の小林監督には「強い足をつくる」ためのフットワーク、「組織的に守る」ためのDefドリルを紹介してもらいました。本丸中の富樫監督は、チームを全中優勝に導いたDefを紹介。相手の動きに合わせ、ゾーンとマンツーマンを自在に展開していく様子は必見です。
両監督とも、基本にのっとった指導で相手にいいプレーをさせないことを目的としています。
※カズDef:中村和雄氏(bj秋田ノーザンハピネッツヘッドコーチ)が提唱する、独特のゾーンディフェンス(チェンジングディフェンスの一種)の呼称。その名前から"カズ"ディフェンスと呼ばれる。
全国屈指の強豪、岐阜女子を支えるディフェンスシステム!
"勝ちきれないチーム"の指導者であった安江監督が、"競り勝つチーム"になるため、悔しさの中から編み出したディフェンスファンダメンタルをご紹介しています。岐阜女子流ディフェンスファンダメンタルを定着させる多彩なドリル、さらにオフェンスに破られがちなディフェンスシチュエーションを取り上げた実践編まで、トータルでご覧いただけます。
「負けて悔しい思いをしたことが、大きなエネルギーになっていきます」と、安江監督。このディフェンスシステムで、「あと1点に泣くチーム」から「競り勝つチーム」に生まれ変わりましょう!
本作では、2009年ウィンターカップで優勝、2010年インターハイ準優勝へと導いた大きな要因である、クオリティーの高いチームディフェンスの方法と指導方法を紹介します。
相手チームの戦術や戦略によってマンツーマンディフェンスとゾーンディフェンスを使い分けけることで、相手にプレッシャーをかけ続けることが出来ます。これらのディフェンスを行うためには、選手がディフェンスの原理・原則を身につけていなければなりません。一人一人が忠実に『人』と『地域』を守れることがチームの最大の武器となります。
「粘り強いディフェンス」を武器に、2015年全国中学校バスケットボール大会でベスト16入りした沖縄県・北谷中学校女子バスケットボール部。
全国制覇の経験もある北谷中/比嘉コーチの掲げるディフェンススタイルは、「声を出しながら、諦めずに、ひたすら相手を追い続けるディフェンス」。 この守りで、相手に強力なプレッシャーを与え、ミスを誘い、失点を防ぐことを目指しています。
本作では、北谷中の特徴でもある、「粘り強いディフェンス」に焦点を絞り、その徹底した、トレーニング方法をご紹介します。 また「徹底したディフェンス練習を行う事で、同時にオフェンス力UPにもつながる」と考える比嘉コーチ。突破されないための「守り」と、それを打ち破るための「攻め」、2つの相乗効果でチーム力向上を狙います。
今回紹介するディフェンス練習において、杉浦監督は「マンツーマンディフェンス」と呼んでいますが、スイッチやカバーなどのゾーンディフェンスの要素も取り入れています。これは自分のマークマンを守るだけではなく“常に5人がボールを中心に守るポジショニング”という意識で「マンツーマンディフェンス」を行なっているからです。
ディフェンス練習では「守っても、攻められること」が大前提にあります。練習でボールが取れなかったり、シュートを打たれたとしても構いません。大切なのはそこまでのプロセスであって、攻められる中で学ぶことが重要になるからです。そしてチームとして良いディフェンスを繰り返し行なうことの積み重ねが、最終的に勝敗を左右するのです。
杉浦先生による実戦的チームづくりノウハウを是非ご覧ください。
1日2時間週5日の練習で、効率よくチーム力アップ!
多くの公立中学校では時間・体育館を十分に使えない中で活動をしています。2008年全国大会を制した本丸中学も例外ではありません。限られた環境で大切になるのはドリルの選択と効果的な練習方法です。
レベルを問わずゲームの流れで力の差が現れやすいのは【ファストブレイク】と【1on1&ローテーションディフェンス】です。
本作では、この勝負を分けるポイントの強化を狙ったドリルを中心に構成しています。指導をするのは富樫英樹監督。わかりやすく丁寧に解説していただきました。限られた練習環境でチームを強豪に育てた工夫に満ちあふれるドリル・指導方法は必見です!
2016年に続き、2019年も2冠を達成した福岡第一高校。強さの謎を紐解いていくと、井手口監督のきめ細やかな指導、そして伝統の「速攻」のほかに、2つの事柄が浮かび上がりました。それが「残り14秒からの攻撃」と「2-2-1ゾーンプレス」です。
2冠達成には、必ず理由があります。そしてその理屈は、フィットするように調整すれば、どのチームにも当てはめることができるものです。成功しているチームの理論を、ぜひチームの強化に役立ててください。
■指導解説:井手口 孝(福岡第一高等学校男子バスケットボール部監督)
■実技協力:福岡第一高等学校男子バスケットボール部
2015年にそれまで勤めた強豪校から転任し、まさに「0からのスタート」となった鷲野監督。前任校とは練習環境が変わり、ミニバス経験がない選手などもいる中で、「どんな練習をするのがベストなのか?」ということを追及しました。
(1)わかりやすくシンプル
(2)効果のあることを効率よく
(3)選手が目的を理解できる
(4)選手の意欲を高められる
(5)攻防の基本を身に付けられる の5つを踏まえて、どんな選手にも「本当に効果のあるドリル」をつくろうと試行錯誤を重ねて辿りついたメニューを収録。攻防の基本やスキルを身につけやすいだけでなく、意欲や向上心をわかせる工夫や、練習時間やスペースも効率性を考えた、すべてのチームにフィットするドリル集です。
■指導・解説:鷲野 鋭久(BLUE EAGLES監督)
■実技協力:BLUE EAGLES
本作では、鷲野監督が長年にわたり中学生年代を指導されてきた中で育まれ厳選されてきた珠玉のドリル集に加え、藤浪中学校で築き上げてきた「戦略・戦術」の中から、どのチームでも覚えておいた方が良い「イザというときに使える戦略・戦術」にスポットを当てご紹介しています。
今回は『実戦に直結する効果的な練習ドリル』を中心にご紹介。自分のチーム状況に応じて多少のアレンジを加えれば鷲野流を取り入れた、より実戦に近い練習が構築できます。ぜひご覧いただき、自チームの戦力アップに、そしてご自身の指導力アップにお役立てください!
■指導解説:鷲野 鋭久(前愛知県津島市立藤浪中学校女子バスケットボール部監督、JBA U-15女子トップエンデバーコーチ)
■実技協力:愛知県・藤浪中学校女子バスケットボール部
山形県でも有数の進学校でありながら、高校男子バスケット界では全国トップクラスに名を連ねる県立山形南。通称「南高(ナンコウ)」。
今作では、ファンダメンタルに裏打ちされた、県立山形南の“チームディフェンス”ができるまでを、細谷監督の指導風景とともに紹介します。
■指導解説:細谷 尚寿(山形南高等学校男子バスケットボール部監督)
■実技協力:山形南高等学校男子バスケットボール部
福岡第一高校は“マンツーマンディフェンスからの速攻”に定評のあるチームです。
井手口監督の「マンツーマンディフェンス」は、『常に5人でボールを守ること』に主眼を置いて指導しています。どのような状況でもボールから目を離すことなく、またマークマンにとらわれず、常に5人でボールを守る意識でプレーすることができるのです。
福岡第一の強さの片鱗を、ぜひ感じ取ってください!
■指導解説:井手口 孝(福岡第一高等学校男子バスケットボール部監督)
■実技協力:福岡第一高等学校男子バスケットボール部
2017年、安城学園はついにウインターカップにて準優勝まで上り詰めました。その後に行われた東海新人大会でも、東海地区の数ある強豪をおさえ、優勝。ウインターカップの結果が決して偶然の産物ではなかったことを裏付けました。
それを踏まえて、今回はこれまでの「テーマ」に沿った内容とは一線を画し、大会前に行っていた「練習メニュー」に焦点を合わせ、他チームの指導でも活かしやすいように映像を制作しました。男女や中学高校を問わず使えるメニューが揃っているので、どのドリルを取り入れるか模索しながら見ていただけるようになっています。
ウインターカップで評判だったのが、安城学園の「マンツーマンディフェンス」。全国のスーパーエースたちを要所でおさえることで勝利につなげています。このディフェンスについても徹底的に解説。
インターハイ前に気づいた「1on1で抜かれやすい」という弱点を、「ボールを持たれる前のディフェンス」に着目することで改善。様々なチームの強みを取り入れて、鉄壁のシステムを構築しました。考え方、動き方、カットやスクリーンの対応などをドリルにしてあるので、段階的に取り入れていけば短期間でも効果が出てきます。
■指導・解説:金子 寛治(安城学園高等学校女子バスケットボール部 監督)
■実技協力:安城学園高等学校女子バスケットボール部
今作は2015年のウインターカップで安城学園が劇的な逆転勝利をおさめた際に試合の流れを変えたシステム「スクランブルディフェンス」をご紹介します。試合終盤でのビハインドなど、いざという時に“逆転を狙える”Defシステムを隠すことなく公開しています。
■指導解説:金子 寛治(安城学園高等学校女子バスケットボール部監督)
■実技協力:安城学園高等学校女子バスケットボール部
ジュニア期には競技経験が浅いために現れるいくつかの特徴があります。起こりやすいミスや怪我、さらに練習の取り組み方などなど…現場で起こる様々な問題にお悩みの方は少なくないのではないでしょうか?
身体的特徴や試合の傾向を踏まえ、この年代に必要なドリルを抜粋。ファンダメンタルから攻防練習まで、細部にまでこだわった練習方法、指導方法を収録しています。
■指導解説:高橋 和也(札幌市立清田中学校男女バスケットボール部 監督)
■実技協力:札市立清田中学校男女バスケットボール部
1試合40分をマンツーマンディフェンスで守り切る事は理想であり、指導者としてチームとして最も目指すべき場所かもしれません。 しかしながら、マンツーマンディフェンスを続けていくと陥るピンチの一つにファウルトラブルがあります。
そこで有効になるのが“マッチアップゾーンディフェンス”です。
このディフェンスの優れている点は、通常のゾーンディフェンスよりもマンツーマンディフェンスに近い形でマークマンを受け渡す(チェンジング)ことにより、外からのシュートをケアしつつ、深追いから無理な体勢でのディフェンスを行なわないことでファウルを減らします。
今回はまず片峯監督が絶対的に重視するマンツーマンディフェンスから紹介。段階 を追ってつくりあげていきます。ワンプレーごとに良かった点、修正点を振り返ることで理解しやすいよう丁寧に進めていただきました。
■指導解説:片峯 聡太(福岡大学附属大濠高等学校 男子バスケットボール部 監督)
■実技協力:福岡大学附属大濠高等学校男子バスケットボール部
柿生フィリーズの代名詞といえば、小学生とは思えないほど徹底された「ファンダメンタル」。ボールの持ち方からシュート、ディフェンススキルまで、細部にこだわった指導が展開されます。
初めてバスケットをする選手たちにどう指導すればいいか、クセのある選手をどう修正すればいいか、チームのルーティーンをどう作ればいいかなど、年代や性別を選ばず使える練習ばかりです。ミニバスならではの指導切り口を、ぜひ参考にしてみてください!
■指導解説:佐能 俊秀(柿生フィリーズ 監督)
■実技協力:神奈川県/柿生フィリーズ
☆現役NBAコーチによる指導を体感!
☆細部まで徹底的にこだわる指導は必見
2019年8月に白鴎大学で行われた、現役NBAコーチのドウェイン・ケーシー氏によるクリニックをお届けします。現代バスケで主流となっているピック&ロールオフェンスについて、大学生をモデルに熱い指導を展開していきます。全ての基礎となる「パス」の出し方、受け方の基本から、スクリーンの掛け方、カッティングの仕方など、実戦に繋がる動きまでを徹底的に指導していきます。一流コーチによる丁寧かつ濃密な指導は必見です。
「強いチームは、ファンダメンタルが違う」とはよく言われる言葉ですが、では実際何が違うのかというと、それは「細かな部分を妥協しないこと」です。
ここでは、ディフェンスにとって重要なスキル、特にフットワークに特化した練習メニューを、習慣化して身につけられるドリルにして紹介します。
「ガウチョーズ出身の選手はディフェンスの基礎が違う」といわれるその秘訣を、ぜひこの作品でご覧ください!
■指導解説:目 由紀宏(ガウチョーズバスケットボールアカデミー監督)
■実技協力:ガウチョーズバスケットボールアカデミー
●バスケIQを高めるディフェンスドリル!
●決まった動きではなく、状況を判断して激しく守る!
狭いコートを選手10人がトップスピードで㎝単位の攻防を繰り広げるバスケットボールでは、決められた動きをチーム全体が理解し、まるでオートマチックに動くように訓練されます。故に古くから戦術が発達してきました。しかし東海大附属諏訪高等学校の入野ヘッドコーチは、戦術だけをチームに落とし込むだけではなく、選手にバスケットボールの理解を深めさ、状況判断が出来る選手の育成に励んでいます。
今回紹介するディフェンスドリルは、バスケットボールを選手に深く理解させることを目的にドリル化しているので、個々の状況判断能力とチームディフェンスの強化が可能なドリル集です。
本作では、2009年ウィンターカップで優勝、2010年インターハイ準優勝へと導いた大きな要因である、クオリティーの高いチームディフェンスの方法と指導方法を紹介します。
相手チームの戦術や戦略によってマンツーマンディフェンスとゾーンディフェンスを使い分けけることで、相手にプレッシャーをかけ続けることが出来ます。これらのディフェンスを行うためには、選手がディフェンスの原理・原則を身につけていなければなりません。一人一人が忠実に『人』と『地域』を守れることがチームの最大の武器となります。
大好評『籠久』シリーズ第3弾!2013年のウィンターカップを制した「ディフェンス」を公開します。
今回ポイントとなるのが、守りでありながらも常に“攻める”ということ。気持ちを強く持ち、感覚を研ぎ澄ませ、運動量を多くする。それらはもちろんですが、佐藤久夫監督はさらに攻撃的な守備を要求します。
“ディフェンスによって罠を仕掛け、相手のミスを誘発する”ということを考えながら、守備を行っていきます。
密着ディフェンスで相手にプレッシャーを与え、ヘルプローテーションでボールを奪う。相手の好きなようにプレーをさせない、予想外の動きで相手の攻撃の芽を摘むのが目的です。内容としても段階的に解説を行っているため、理解のしやすい構成となっています。
■指導解説:佐藤 久夫(明成高等学校男子バスケットボール部 監督)
■実技協力:明成高等学校男子バスケットボール部
石川県の名門・布水中学校を、2014年に日本一へと導いた異色の名将が「ディフェンスドリル」を公開!
現在は金沢学院高校で指揮を執る石過祐樹監督が、布水中時代から現在も継続して行う練習方法を紹介します。
今作の見どころは、実際のプレーに即した動きを想定し、ドリル化している点。すべてが日々のルーティーンとして取り入れやすい形であり、選手が納得して取り組める内容となっています。
■指導解説:石過 祐樹(金沢学院高等学校男子バスケットボール部監督)
■実技協力:金沢学院高等学校男子バスケットボール部
バスケットにおけるディフェンスは、個々の技術もさることながらチームの連携が非常に重要となります。輪島レッドイーグルスでは、「9(自分以外の選手)+1(自分)+B(ボール)+G(ゴール)」の考えのもと、各選手がコート全体を把握し、1つひとつのプレーを孤立させることなく連携してディフェンスを行っています。
今作では、基本スキルの向上のためのドリルと、5人がつながりあうチームディフェンスについてご紹介します。
限られた時間や場所で効果的に練習を行うためには、明確なテーマをもった練習内容を創意工夫しなくてはなりません。輪島レッドイーグルスでは、視野の確保、位置の確保、意図のあるプレーを特に大切にして、選手自身に考えさせながら、様々な形で練習を行っています。ディフェンスを強化すれば勝利に近づけます。
■指導解説:橋田 宏幸(輪島レッドイーグルス監督/元日本バスケットボール協会・育成委員会U12委員)
■実技協力:輪島レッドイーグルス
今作では、インディアナ大学サウスイースト校のアシスタントコーチ、アンドリュー・グランツとトレー・カンニングハムが、フルコート・トラップシステムとブレイクダウンのドリルについて解説します。
インディアナ大学サウスイースト校は、米国内でトップクラスのチームで、過去5年間で100以上の勝利を積み上げました。彼らが第一に目的としていることは、コンスタントにプレッシャーをかけることです。これにより、相手チームのミスを誘い、ボールポゼッションを増やすのです。構えの取り方やプレイヤーの位置、動き方などを練習法も含めて詳しく解説しており、自分たちのチームに戦略的なプレスディフェンスを取り入れることが出来ます。
■指導解説:Andrew Grantz アンドリュー・グランツ(インディアナ大学サウスイースト校 アシスタントコーチ)/Trae Cunningham トレー・カンニングハム(インディアナ大学サウスイースト校 アシスタントコーチ)
■日本語訳監修:倉石 平(早稲田大学スポーツ科学学術院准教授)
ご存知のとおり、2016年度より中学校でも“ゾーンディフェンス禁止”のルールが適用となります。
選手はもちろんですが、指導者にとってもこの問題は非常に大きいはず。そこで今回、西南部中学校の黒島監督に「マンツーマンディフェンス」について、その基本と動きを解説してもらいました。
ここでは主流となっているシェルディフェンスではなく、よりリスクを回避できる「ファネルディフェンス」について紹介しています。
■指導解説:黒島 啓之(金沢市立西南部中学校バスケットボール部監督)
■実技協力:金沢市立西南部中学校バスケットボール部
近藤義行監督による“市船”バスケットボールのチームづくりを公開します!
今作ではディフェンス編とオフェンス編に分け、それぞれでポイントを絞って練習法や指導術を見せていきます。
単なるドリルの紹介に留まらない、新しいスタイルの映像をぜひご覧ください!
■指導解説:近藤 義行(船橋市立船橋高等学校男子バスケットボール部監督)
■実技協力:船橋市立船橋高等学校男子/女子バスケットボール部
短期間でチームを仕上げていくエッセンスが満載!効果的にチーム力を高める「約束事」を身につけよう!
特に中学校においては、指導者がコートについてしっかり指導できる時間は限られています。限られた時間内で、どのように練習を組み立てていけば良いか、効果的な練習方法は無いか・・・そのような悩みを持った方に特におすすめの本作。
チームづくりには「約束事」は必ずといっていいほど必要になりますが、このシリーズの中で紹介する「約束事」は、短時間でいかに効果を上げていくかということに主眼をおいているものばかりです。
桐山氏が八王子一中に携わって23年。ここ20年で関東大会に出場できなかったのはわずか1回のみ。2017年も関東大会を優勝するなど、私立中学校なども数多くいる中で長きにわたり強豪チームであり続ける八王子一中。その理由は「ディフェンス」にあると桐山氏は言います。
桐山氏のディフェンス哲学に強さの秘訣があります。「ディフェンスはたとえ抜かれても罪はない。罪であるのは抜かれた後、諦めてボールを追わなかった場合だ。諦めずに追いかければ、必ず味方がカバーして、ピンチをチャンスにしてくれる」という考えがディフェンスのすべての要素につながっていきます。このディフェンスは、どんな選手、どんなチームでも実践できて効果の高い、正に理想のディフェンスと言えるものです。
■指導解説:桐山 博文(八王子市立八王子第一中学校女子バスケットボール部外部指導員)
■実技協力:八王子市立八王子第一中学校女子バスケットボール部
トライアングルツーディフェンスは、オフェンスのキープレイヤー2人をマンツーマンで守り、残りの3人がゾーンで対応するテクニックです。
中島流のトライアングルツーは、平均身長が低いチームを想定し、インサイド2人、またはインサイド1人・アウトサイド1人をマンツーで守ります。本作では、多くのチームを勝利に導いてきた中島正信氏の試合の流れに沿った実践的なディフェンステクニックをお伝えします。
2010年の全中を制した本丸中学校をはじめ、近年中学校のバスケット界で注目を浴びている新潟県。そんな新潟県をリードする2人の指導者が登場です!
今回のテーマは『ディフェンス』。石山中(元・鳥屋野中)の小林監督には「強い足をつくる」ためのフットワーク、「組織的に守る」ためのDefドリルを紹介してもらいました。本丸中の富樫監督は、チームを全中優勝に導いたDefを紹介。相手の動きに合わせ、ゾーンとマンツーマンを自在に展開していく様子は必見です。
両監督とも、基本にのっとった指導で相手にいいプレーをさせないことを目的としています。
※カズDef:中村和雄氏(bj秋田ノーザンハピネッツヘッドコーチ)が提唱する、独特のゾーンディフェンス(チェンジングディフェンスの一種)の呼称。その名前から"カズ"ディフェンスと呼ばれる。
Zone Press Defenseは、ゲームのペース、テンポ、リズムを自チームに持ってきたい時やビハインドを追っている時にゲームの展開を早めて多くの攻撃回数を得たい時に必要になります。そして色々なバリエーションを持っていると大きな武器となります。 今回のシリーズではZone Pressの様々なバリエーションと、フロントコートへ戻ってからの数々のチェンジングディフェンスを紹介します。指導者として知っておくべきポイントが充実している新しいシリーズ、ぜひご覧いただき、ご自分のチームでも使えるように工夫してください!
今作では中学生のゲームを通じての指導・クリニックを紹介しています。
ここではマンツーマンディフェンスを使ったゲーム、およびフルコートゾーンディフェンスを使ったゲームを行っており、その中から重要なポイントをピックアップし指導しています。勝つためのポイントは何か、選手を成長させるためのポイントは何かを考慮した上での的確なコーチングをご覧いただけます。個人技術からチーム戦術まで、特にオフェンスを中心に細かく指導を行っています。
■指導解説:中村 和雄(秋田ノーザンハピネッツヘッドコーチ)
■実技協力:新発田市立本丸中学校バスケットボール部ほか
バスケットボールのゲームにおいて勝敗の分かれ目はある意味ではシンプルで、リバウンドやルーズボールといった局面局面でのボール奪取率を上げることで攻撃回数とそれに伴う状況が大きく変わってきます。
今作ではチームを作っていく過程でボールへの執着心を養いながら、個々の状況判断力を上げていきチームとしてのカタを身につけ、さらにチームとしての引き出しを増やしていくことを目的としています。
特に「球際」の強さを身につけることがどれだけ大事なことか、廣瀬氏の情熱溢れるコーチングの中で明らかになります!
■指導解説:廣瀬 昌也(青山学院大学バスケットボール部コーチ/元新潟アルビレックスBBヘッドコーチ)
■実技協力:青山学院大学バスケットボール部