2015年にそれまで勤めた強豪校から転任し、まさに「0からのスタート」となった鷲野監督。前任校とは練習環境が変わり、ミニバス経験がない選手などもいる中で、「どんな練習をするのがベストなのか?」ということを追及しました。
(1)わかりやすくシンプル
(2)効果のあることを効率よく
(3)選手が目的を理解できる
(4)選手の意欲を高められる
(5)攻防の基本を身に付けられる の5つを踏まえて、どんな選手にも「本当に効果のあるドリル」をつくろうと試行錯誤を重ねて辿りついたメニューを収録。攻防の基本やスキルを身につけやすいだけでなく、意欲や向上心をわかせる工夫や、練習時間やスペースも効率性を考えた、すべてのチームにフィットするドリル集です。
■指導・解説:鷲野 鋭久(BLUE EAGLES監督)
■実技協力:BLUE EAGLES
2017年、安城学園はついにウインターカップにて準優勝まで上り詰めました。その後に行われた東海新人大会でも、東海地区の数ある強豪をおさえ、優勝。ウインターカップの結果が決して偶然の産物ではなかったことを裏付けました。
それを踏まえて、今回はこれまでの「テーマ」に沿った内容とは一線を画し、大会前に行っていた「練習メニュー」に焦点を合わせ、他チームの指導でも活かしやすいように映像を制作しました。男女や中学高校を問わず使えるメニューが揃っているので、どのドリルを取り入れるか模索しながら見ていただけるようになっています。
ウインターカップで評判だったのが、安城学園の「マンツーマンディフェンス」。全国のスーパーエースたちを要所でおさえることで勝利につなげています。このディフェンスについても徹底的に解説。
インターハイ前に気づいた「1on1で抜かれやすい」という弱点を、「ボールを持たれる前のディフェンス」に着目することで改善。様々なチームの強みを取り入れて、鉄壁のシステムを構築しました。考え方、動き方、カットやスクリーンの対応などをドリルにしてあるので、段階的に取り入れていけば短期間でも効果が出てきます。
■指導・解説:金子 寛治(安城学園高等学校女子バスケットボール部 監督)
■実技協力:安城学園高等学校女子バスケットボール部
自身はバスケ未経験、選手はその学区だけ、それでも全国大会に5回出場している指導者がいます。
今回はその指導者、髙畠恵樹氏に限られた戦力で全国と戦った経験から見出したハーフコートオフェンスの構築について解説していただきました。
少人数、低身長、どんなチームの年でも選手と向き合い、激戦区北海道で戦い抜いてきた髙畠氏がたどり着いた理論をぜひご覧ください!
■指導解説:髙畠 恵樹(帯広市立西陵中学校女子バスケットボール部監督)
■実技協力:帯広市立西陵中学校女子バスケットボール部
石川県の名門・布水中学校を、2014年に日本一へと導いた異色の名将が「ディフェンスドリル」を公開!
現在は金沢学院高校で指揮を執る石過祐樹監督が、布水中時代から現在も継続して行う練習方法を紹介します。
今作の見どころは、実際のプレーに即した動きを想定し、ドリル化している点。すべてが日々のルーティーンとして取り入れやすい形であり、選手が納得して取り組める内容となっています。
■指導解説:石過 祐樹(金沢学院高等学校男子バスケットボール部監督)
■実技協力:金沢学院高等学校男子バスケットボール部
ミニバス界の強豪3チームが、各チームの一番の強みを活かした練習を持ち寄り合同で特別指導を行いました。
同じミニバスの指導者はもちろんのこと、中学の選手にも不可欠な内容となっています。各監督の個性あふれる指導術をぜひご覧ください!
■第1巻指導解説:渡辺 淳一(宮の原ミニバスケットボール部監督)
■第2巻指導解説:寺田 政志(大野ミニバスケットボールスポーツ少年団監督)
■第3巻指導解説:佐能 俊秀(柿生フィリーズ監督)
■実技協力:宮の原ミニバスケットボール部(栃木県)/大野ミニバスケットボールスポーツ少年団(茨城県)/柿生フィリーズ(神奈川県)
小さな選手ばかりでも全国ミニバス準優勝、中学生相手でも勝利をおさめるなど、小学生離れした全員バスケが浸透している強豪、川口じりんMBC。その指導の特徴は選手と「プレーの理想形」を共有して、やりがいのある練習をつくることにあります。
ここでは、その指導の中でも「パス」指導に注目してコンテンツを選定して配信。小中学生の指導者の方へおすすめの一作です!
■指導解説:小山 高広(川口じりんMBC監督)
■実技協力:川口じりんMBC
桐山氏が八王子一中に携わって23年。ここ20年で関東大会に出場できなかったのはわずか1回のみ。2017年も関東大会を優勝するなど、私立中学校なども数多くいる中で長きにわたり強豪チームであり続ける八王子一中。その理由は「ディフェンス」にあると桐山氏は言います。
桐山氏のディフェンス哲学に強さの秘訣があります。「ディフェンスはたとえ抜かれても罪はない。罪であるのは抜かれた後、諦めてボールを追わなかった場合だ。諦めずに追いかければ、必ず味方がカバーして、ピンチをチャンスにしてくれる」という考えがディフェンスのすべての要素につながっていきます。このディフェンスは、どんな選手、どんなチームでも実践できて効果の高い、正に理想のディフェンスと言えるものです。
■指導解説:桐山 博文(八王子市立八王子第一中学校女子バスケットボール部外部指導員)
■実技協力:八王子市立八王子第一中学校女子バスケットボール部
黒島監督第2弾!『マンツーマンディフェンス』に続いては、同氏が最も得意とする『オフェンス指導』がテーマです。
今作では年代・カテゴリーを問わず流行する戦術「オンボールスクリーン」を軸に、多彩なピックプレーやそこから派生する「あわせ」に渡るまでを紹介します。
■指導解説:黒島 啓之(白山市立美川中学校男子バスケットボール部監督)
■実技協力:白山市立美川中学校男子バスケットボール部
ごく普通の公立中学校にも関わらず、何度も全中出場を果たし、トップ選手を多く輩出する石神井西中学校。
格上のチームやディフェンスの固いチームが相手となると、そう簡単に速攻が成立するわけではありません。となると、いかにきっちりとボールを運び、セットオフェンスを攻めきれるかというのがポイントになりますが、中学生にとってはここが難しいところです。
強いプレッシャーを受けてもボールを失わず、有利な体勢をつくってシュートまで持ち込めるかどうか。今作ではこの部分にスポットを当てて練習法を紹介します。
■指導解説:三輪 辰也(東京都練馬区立石神井西中学校 教諭)
■実技協力:東京都練馬区立石神井西中学校バスケットボール部
柿生フィリーズの代名詞といえば、小学生とは思えないほど徹底された「ファンダメンタル」。ボールの持ち方からシュート、ディフェンススキルまで、細部にこだわった指導が展開されます。
初めてバスケットをする選手たちにどう指導すればいいか、クセのある選手をどう修正すればいいか、チームのルーティーンをどう作ればいいかなど、年代や性別を選ばず使える練習ばかりです。ミニバスならではの指導切り口を、ぜひ参考にしてみてください!
■指導解説:佐能 俊秀(柿生フィリーズ 監督)
■実技協力:神奈川県/柿生フィリーズ
実践学園は都心の私学であるためか、環境には恵まれていると思われがちです。ところが、実際は屋上にあるコートでの練習、学校の空いたスペースでのトレーニングなど、いろいろな工夫のうえで練習を積んできたのです。今作では、そんな練習スタイルを「ありのまま」お見せしています。
練習のテーマは「5on5につなげる」。どんな環境下でも、どれもが練習のための練習ではなく、実戦を意識したものになっています。日本一の学校はなにが違うのか。ぜひ、この作品から読み取ってみてください!
■指導解説:森 圭司(実践学園中学校男子バスケットボール部顧問)
■実技協力:実践学園中学校男子バスケットボール部
ご存知のとおり、2016年度より中学校でも“ゾーンディフェンス禁止”のルールが適用となります。
選手はもちろんですが、指導者にとってもこの問題は非常に大きいはず。そこで今回、西南部中学校の黒島監督に「マンツーマンディフェンス」について、その基本と動きを解説してもらいました。
ここでは主流となっているシェルディフェンスではなく、よりリスクを回避できる「ファネルディフェンス」について紹介しています。
■指導解説:黒島 啓之(金沢市立西南部中学校バスケットボール部監督)
■実技協力:金沢市立西南部中学校バスケットボール部
本作では、「徹底して身に付けたい個人のファンダメンタルドリル」をコンセプトに、ポジション別に「実戦に直結する」ドリルを収録しています。鷲野監督が必須だと考えるスキルを体系的にまとめたので、順を追って行うことで段階的に正しい動きが身に付きます。
2016年度から新ルールが適用され、これからはジュニア世代から「1対1の対応力」が強く求められることとなりました。そこで今回は「1対1を有利に進めるためのファンダメンタルドリル」をご紹介します。相手をかわしてドライブに持っていく、ゴールに対して後ろ向きでDefを背負った状態からシュートまで持っていくなど、マンツーマンディフェンスに対して効果的に働くスキルが満載です!
ぜひ、毎日の練習に取り入れて1対1に強くなるプレーヤーを育てていきましょう!!
■指導解説:鷲野 鋭久(JBA U-15女子トップエンデバーコーチ、藤浪ジュニアクラブ監督)
■実技協力:藤浪ジュニアクラブ
本作では、鷲野監督が長年にわたり中学生年代を指導されてきた中で育まれ厳選されてきた珠玉のドリル集に加え、藤浪中学校で築き上げてきた「戦略・戦術」の中から、どのチームでも覚えておいた方が良い「イザというときに使える戦略・戦術」にスポットを当てご紹介しています。
今回は『実戦に直結する効果的な練習ドリル』を中心にご紹介。自分のチーム状況に応じて多少のアレンジを加えれば鷲野流を取り入れた、より実戦に近い練習が構築できます。ぜひご覧いただき、自チームの戦力アップに、そしてご自身の指導力アップにお役立てください!
■指導解説:鷲野 鋭久(前愛知県津島市立藤浪中学校女子バスケットボール部監督、JBA U-15女子トップエンデバーコーチ)
■実技協力:愛知県・藤浪中学校女子バスケットボール部
ジュニア期には競技経験が浅いために現れるいくつかの特徴があります。起こりやすいミスや怪我、さらに練習の取り組み方などなど…現場で起こる様々な問題にお悩みの方は少なくないのではないでしょうか?
身体的特徴や試合の傾向を踏まえ、この年代に必要なドリルを抜粋。ファンダメンタルから攻防練習まで、細部にまでこだわった練習方法、指導方法を収録しています。
■指導解説:高橋 和也(札幌市立清田中学校男女バスケットボール部 監督)
■実技協力:札市立清田中学校男女バスケットボール部
旭東中を指導して11年になる竹内氏は外部コーチ。常に選手を見ることができないからこそ、自主的にできる基礎の練習を徹底して指導しています。
今回はそんな竹内氏が、小学生や中学生のために積み上げてきた指導法・練習法を紹介します。作品中でも単にやらせるだけではなく、それぞれのドリルのなかで目的やポイントを丁寧に伝えていきます。
■指導解説:竹内 秀明(岡山市立旭東中学校バスケットボール部外部コーチ/芥子山武士Jr.{サムライジュニア}コーチ)
■実技協力:岡山市立旭東中学校バスケットボール部
2014年の全中で、ベスト16に進出した香川県・綾歌中の指導、練習法を紹介します。“普通の”中学生たちが結果を残したのは、今回紹介する「2つの要素」が大きく関係しているのです。
まず、メインとなるのが『スパイラルオフェンス』です。そしてもうひとつが同校で毎日行う『ルーティーン』です。
工夫と徹底でチームは強くなる。あなたのチームにも、ぜひこの考えを取り入れてみてください!
■指導解説:北本 真司(丸亀市立綾歌中学校男子バスケットボール部 監督)
■実技協力:丸亀市立綾歌中学校男子バスケットボール部
インサイドでのプレーはセンタープレーヤーだけが身につけていれば良い、というものではありません。あらゆるプレーヤーがボールのもらい方や様々なステップ、ターン、フェイクなど身につけておくことで、もしゲーム中ミスマッチが起きたとしても瞬時に対応がとれることがあるはずです。
何故、今、このプレーを選択するのか・・・そういったあなたの「何故?」にこたえるインサイドのテクニック集の登場です。ぜひ、日々の練習や指導の現場でお役立てください!
■指導解説:金子 寛治(安城学園高等学校女子バスケットボール部監督)
■実技協力:安城学園高等学校女子バスケットボール部
バスケットボールに限らず、どのスポーツにおいてもその練習方法は淘汰され、出尽くした感があります。しかし、本当に「良い練習」というのは少し形が変わってもずっと長い期間残ってきているものです。
良いバスケットボールをするためには、思い通りにボールを扱える正確な技術(クローズドスキル)と対人の状況で的確にプレーを選択できる判断力(オープンスキル)を高めていかなければなりません。そしてそれら二つのスキルを連続的に伸ばしていくことで「パーフェクトスキル」が身についてくるのです。
ジュニア期からの育成においては「良いもの」を「反復」して「習慣化」し、「徹底」していくことがさらなる上達へのKeyになります。ぜひ、日々の指導に、練習にお役立てください!!
■指導解説:鷲野 鋭久(愛知県津島市立藤浪中学校女子バスケットボール部監督/JBA U-15女子トップエンデバーコーチ)
■実技協力:愛知県・藤浪中学校女子バスケットボール部
新潟市立石山中学校に赴任して3年目、小林監督はチームを北信越大会にまで導きました。選手たちは決して体格に恵まれたわけではなく、それまで特別な実績があったわけでもありません。普通の中学生たちが結果を出せたのは「約束事を徹底し、ぶれない基本を身につけた」からなのです。
今作では、そんな選手たちが取り組んできた練習メニューを紹介していきます。サイズがないため「空いたら打つ、打ったら入れる」「出てきたら破る、破ったらキックアウトして外へ」という、外角からのバスケットになったと小林監督。そこに至るまでのプロセスを、ファンダメンタルから合わせまで、段階的に解説してくれました。
■指導解説:小林 透(新潟市立石山中学校 バスケットボール部顧問)
■実技協力:新潟県新潟市立石山中学校 バスケットボール部
第1弾発売(1997年)以来、全国各地の指導者の方々から好評を得ている北海道選抜シリーズ、今回は待望の第6弾の登場です。
基本的なコンセプトは、限られた時間の中で効果的・効率的な指導を徹底することで最大限の効果を狙う、ということです。
ディフェンス面ではZone Press Zoneをベースにして、個々の役割をはっきりさせ誰がリザーブで入っても対応できるように指導を徹底させていきます。またオフェンス面ではスクリーンを多用して、ズレを早めに作って攻撃の起点、エントリーを増やしていくことを狙っていきます。
このようなチームコンセプトは、選抜チームに限らず部活動などで指導時間が少なく、短期間に効果を出していこうという指導者の方にとって非常にお役に立てる内容です。
■指導解説:宗岡 安隆(2012・13年度北海道選抜チームヘッドコーチ、帯広第一中学校)/山田 明(南幌中学校)/横尾 栄一(札幌厚別南中学校)/丸山 祐平(札幌澄川中学校)
■実技協力:北海道ジュニアバスケットボール連盟強化委員会
今作では中学生のゲームを通じての指導・クリニックを紹介しています。
ここではマンツーマンディフェンスを使ったゲーム、およびフルコートゾーンディフェンスを使ったゲームを行っており、その中から重要なポイントをピックアップし指導しています。勝つためのポイントは何か、選手を成長させるためのポイントは何かを考慮した上での的確なコーチングをご覧いただけます。個人技術からチーム戦術まで、特にオフェンスを中心に細かく指導を行っています。
■指導解説:中村 和雄(秋田ノーザンハピネッツヘッドコーチ)
■実技協力:新発田市立本丸中学校バスケットボール部ほか
スポーツ競技における「構え」とは、その競技の成長・発達の道すじのなかで“勝利”を得るために積み上げられ、形づくられてきました。
合理化された「構え」はすべての起点となり、逆にこれを怠るとすべてが崩れてしまう。「構え」から始まる一連の動作こそ、バスケットボール選手にとって最重要といえるのです。
今作では、攻防における「構え」から、ボールを受けてからの「向き直り」をどのように行うべきか、事細かに解説しています。
手首の使い方、足の向きといった細かいところにも言及し、動きを覚えるためのドリルも多数紹介しています。まさにファンダメンタルの極意ともいえるこの作品。『指導の根幹』として、ぜひお役立てください。
■指導解説:鈴田 常祐(元ユニチカ女子バスケットボールチームコーチ・監督)
■実技協力:明誠学院高等学校女子バスケットボール部
バスケットにおけるディフェンスは、個々の技術もさることながらチームの連携が非常に重要となります。輪島レッドイーグルスでは、「9(自分以外の選手)+1(自分)+B(ボール)+G(ゴール)」の考えのもと、各選手がコート全体を把握し、1つひとつのプレーを孤立させることなく連携してディフェンスを行っています。
今作では、基本スキルの向上のためのドリルと、5人がつながりあうチームディフェンスについてご紹介します。
限られた時間や場所で効果的に練習を行うためには、明確なテーマをもった練習内容を創意工夫しなくてはなりません。輪島レッドイーグルスでは、視野の確保、位置の確保、意図のあるプレーを特に大切にして、選手自身に考えさせながら、様々な形で練習を行っています。ディフェンスを強化すれば勝利に近づけます。
■指導解説:橋田 宏幸(輪島レッドイーグルス監督/元日本バスケットボール協会・育成委員会U12委員)
■実技協力:輪島レッドイーグルス
今回ご紹介する山下春香選手のファンダメンタルは、「一つ一つのスキルには意味がある!」ことを気づかせてくれるものです。「何故この位置にステップを踏むのか、ボールキャッチした時の手や肘の位置、角度は・・・」、それらは相手Defとの関係や間合いの中で決まってきます。そういう細部にまでこだわり、そして何より力強いプレーが大変魅力的です。ドリブルの強さやボールキャッチの正確性、ステップの第一歩目、ボール移動のコース等々クリニックを通して学ぶことができるのはもちろん、彼女のプレーを見れば一目瞭然!!まさに百聞は一見にしかず!!選手、指導者ともに学びともに成長していけるファンダメンタルです!!
■指導解説:山下 春香(ソシオ成岩スポーツクラブ バスケットボールコーチ)
■実技協力:西里 真由美(ソシオ成岩スポーツクラブ バスケットボールコーチ)/ バスケットボールJr.チーム「ideas(イデアス)」
アメリカの名門校、モントロス・クリスチャン高校に所属していた当時の富樫勇樹選手が、余すことなくそのテクニックを披露してくれました。
身長170cmという小柄ながらも、巧みなボールハンドリングと天性のパスセンスで、アメリカでも大暴れの富樫選手。「気がついたらパスが渡っていた」「目の前から消えるように抜かれていた」。対戦する選手たちは、一様にその卓越した技術に驚きを覚えるといいます。今作では、そんなテクニックを身につけるための、様々なプレーを凝縮して収録しました。
コンセプトは“選手に見せる”ということ。いいプレーを見ることで、選手たちの『イメージ』は向上します。技術の上達はいつの時代も、「見て・マネをする」ということから始まります。
ぜひ、チームに1本、選手に1本を持たせ、スキルアップの向上にお役立てください!
■実技:富樫 勇樹(モントロス・クリスチャン高校)
■実技協力:新潟医療福祉大学バスケットボール部
今回のシリーズではその獲得したファンダメンタルをいかにチームの力に変えていくか…という観点で作られたものです。
チームとして完成度を高めるためには、あらゆる事態に遭遇してもパニックにならない自信を持ち、創造力豊かなクリエイティブな選手が育っていることが必要です。前回のシリーズに併せてこのシリーズをご覧いただけば、15歳前後のプレーヤー育成のための指導エッセンスを確認~身につけることができます。ぜひ、日々の指導にお役立てください!
■指導解説:鷲野 鋭久(愛知県・津島市立藤浪中学校女子バスケットボール部監督、JBA U-15女子トップエンデバーコーチ)
■実技協力:実技協力:藤浪中学校女子バスケットボール部
石川県能登半島輪島、この小さな町に熱いバスケットボールの集団があります。それが「輪島レッドイーグルス」。指導者である橋田宏幸氏は、普通の子どもたちに対して「1対1の強さやドリブル突破で相手をやっつける・・・といった『バスケットの常識』にとらわれず、オフェンスのポジションを固定せず、レシーバーがスペースに走り込むパス中心の『バスケットの非常識』」にこだわり、重要視して日々指導されています。
今作では、橋田監督が最もこだわっている様々なオフェンス技術の練習と、空間を意識し支配していく速攻練習を中心に紹介します。
普通の小学生に「考える力」がつけば、ここまで出来るようになります。ミニバスケット指導者に限らず中学生~高校年代の指導者にもご覧いただきたい作品になりました。
■指導解説:橋田 宏幸(輪島レッドイーグルス監督/元日本バスケットボール協会・育成委員会U12委員)
■実技協力:石川県輪島市ミニバスケットボール教室・輪島レッドイーグルス
バスケットボールの強豪校は全国から選手を集め、強いチーム作りを行っていますが、多くの学校では毎年入部してくる部員のみで戦っていかなくてはいけません。
本作では、現有戦力で戦っているチーム(スカウティングなどが難しい公立高校など)でどのように選手を育て、どのような指導や練習をもとに強いチーム作りを行っているのかをご紹介します。
全ての選手が最初から理想とする動きができるわけではありません。練習中に、どういうポイントでどんな声をかけるのか、どんな内容の練習を行うのか、是非ご覧ください。
群馬県立高崎女子高等学校の川田先生が、平均身長の低いチームで戦うための日々の練習や工夫をご紹介します。進学校でもある高崎女子高等学校では、授業や模試など部活動以外に割く時間も多いため、限られた練習時間の中で、毎年県大会を戦っていけるチーム作りを行っています。バスケ部に入部する人数にもばらつきがあり、背の高い選手が入部しない年も多いので、背が高くなくても実際のゲームで身長をカバーして戦うための工夫を要所に盛り込んだ練習方法をご紹介します。
・イントロダクション
・手首のスナップでボールコントロール
・ノーマル
・クラッチ
・クロスオーバー
・ギャロップステップ
・ロールターン (スピンムーブ)
ルールの改定に伴い話題に取り上げられることも多い「ゼロステップ」。ルールが適用され始めたにもかかわらず、まだまだ正しい解釈や考え方が浸透しておらず、曖昧な点が多く見受けられています。
様々な見解がある中で、今回は東京都の中学校バスケットボール指導者研究会にて、『ゼロステップを有効に活用した個人技の練習法』をテーマに、 審判員でもある石田順一先生にゼロステップの考え方やルール変更によって広がるプレーの幅など、様々な見解を話していただきました。
以前までは少しのタイミングの違いでトラベリングになってしまったプレーも、ゼロステップの適用によって今までよりトラベリングが取られにくくなりました。 上手く活用することでプレーの幅も広がります。今回は映像や実演を交えながらいくつかご紹介し、技のバリエーションを個人技として増やしていけるよう指導していただきました。
バスケ関係者の皆さん必見です!!
<実技>ゼロステップを習得しによるプレーの拡大
・イントロダクション
・ロールショット
・クロスレイアップシュート
・パスフェイクからのレイアップシュート
・ポストプレー
・ムービングレシーブ
・質疑応答
★公立中学が取り組む、選手育成のコーチングクリニック
JBA主導の組織改編、週休2日制、練習時間の短縮、保護者との関係…etc、様々な要因や問題により公立中学校の部活環境が激変している昨今では、今までの部活指導が行えない現状があります。
そのような環境変化の中、札幌市の指導者が現環境下での取り組みを共有、発信し指導現場の一助を目指すプロジェクト【SCC‐サッポロ・コーチ・クリニック‐】をJLCオンデマンドにて配信します。
◆講師:高橋和也(札幌市立清田中学校男女バスケ部HC)
和田圭吾(札幌市立厚別中学校男女バスケ部HC)
「どんなに能力のある選手が集まって、相手のディフェンスを切り裂いていっても、最後のフィニッシュが決まらなきゃなんにもなりません。だから皆シュート練習を行うわけですが、本当に実戦に結びついているケースは非常に少ないんです」
そのように語る富樫監督がこだわるのは“ゲームに近い練習をする”ことだといいます。レイアップシュートでも左右から様々なステップで打てるようにし、相手を想定してフェイクを交えながら行います。さらに大切にしているのが“ボールのもらい方”。シュート、ドリブル、パスのいずれも可能な姿勢でボールをキャッチし、瞬時にシュートへと移行する。シンプルな練習だからこそ、きっちりとした意識を持って練習することが大切になるのです。
ぜひ、本作の名門・本丸中学校ドリルを指導にお役立てください!
今回ご紹介する動画は、北海道ジュニアバスケットボール連盟が開催した「第2回ビッグマンキャンプ」の模様をライブ収録したものです。
「将来性を有する優れた競技者の発掘・育成」を目的として、センターとしてのプレーだけでなくオールラウンド的な動きをも練習していきます。実技は全北海道から集まってきた長身者のプレーヤーです。中学校段階では長身者=センタープレーヤーという図式が多いですが、実際に180cm台であれば高校へ進めばアウトサイドでのプレーを求められる場合も多くなります。今回のキャンプではセンターとしての技術はもちろんのこと、あえてアウトサイドプレーヤーに必要な手元の技術やシューティング、1対1など多岐にわたり指導していきます。
また座学を通して「心」「技」「体」の意識改革など中学生プレーヤーとしての、大切な考え方なども提起していきます。
今回のキャンプ全体を通して成熟したバスケットプレーヤーとして成長していくための礎を作っていく、という考え方を様々な練習の中から感じ取れることでしょう。ぜひ、日々の練習、選手育成のヒントにお役立てください!
★普通の中学生を全国に導くバスケットボール指導!
一般的な公立校と同様に、松山市立南第二中学校でも常にいくつかの部活動が共同で体育館を使用している為、全面を使った練習はなかなかできません。日頃からハーフコート、ゴールリング1つという状況の中で練習を続けています。もちろん生徒もスーパースターではなく、どこにでもいる普通の中学生がほとんどです。
決して恵まれた状況とはいえない中、なぜ度々全国大会に出場し勝ち上がる事ができたのでしょうか?本作では狭い練習場所でもしっかりと部員ひとり一人を鍛えるため、様々に工夫されたハーフコートドリルの数々をご紹介します。ハーフコート、たった1つのリングでできる!狭いスペースで工夫して行う多数の個人技術向上ドリルをチームに合わせて取捨選択してご活用ください!
闘将・中村和雄が解説!今作では実際の試合を通じての指導・クリニックを収録しています。
様々な練習メニューを知っていても、それを実戦で活かすことができなければ意味がありません。また、実戦における課題がどこにあるのか、本質を見抜くことが指導者には求められます。「なぜ失敗したのか」「こうすれば良くなる」そんなポイントを的確に、わかりやすく説明できないといけないのです。
本作では数々のチームを成長させ、勝利に導いてきた中村和雄氏の“眼”を凝縮しています。各ポジションの動き方から失敗の修正まで、豊富な経験に裏打ちされた指導を見せてくれました。
コーチングのステップアップをしたい方、名将の着眼点を知りたい方、これから指導を勉強したい方。いろんなコーチに見てもらいたい1本です!
強いチームには、必ず得点源となるエースがいます。ゾーン禁止の中学生以下のチームでは、そういった選手がいるために1on1で勝てないマッチアップが出てきてしまうのが必然となっています。そこで使われるのが、トラップ(ダブルチーム)です。シンプルかつ効果的に得点源を封じられるので、どんなチームでも落とし込みやすいスキルです。
しかし、ジュニア世代のチームで起こりやすい問題は、その後の「ローテーション」にあります。トラップでオフェンスを乱した後、ディフェンス側のチャンスとなるはずが、ローテーションの乱れでノーマークをつくり逆に得点されてしまう、ということは特に中学生以下の試合では頻繁に起こり得ることです。
効果的なトラップで相手の得点源を封じ、確実なローテーションでボールを奪う。これを徹底させることで小さいチームでも「チームの力で守り勝つ」ことができます。
コートデザインの変更により、今後はゴール下の攻防が激しくなり、ポストプレーをうまく使いリングにより近いローポストから、確率の高いシュートを打つことが重要となります。またハイポストの位置が外に広がったため、ペイントエリアへのドライブイン、ハイポスト→ローポスト・ローポスト→ハイポストなどハイポストをうまく利用したコンビネーションを駆使し、相手を翻弄することがオフェンスを成功させる大事な役割となります。
本作では、選手個々のファンダメンタルドリルからグループで行うコンビネーションドリル、チーム戦術とポストオフェンスをする上で必須の練習法をご紹介します。ポストオフェンスを駆使し、チームを勝利へ導いてください。
今回の動画は、現在日本代表女子チームのサポートスタッフも務める窪田邦彦氏に、中学生年代の発育・発達段階を意識して、また選手自身が遊び心をもって積極的に練習に取り組める…そのようなメニューを中心にまとめてもらいました!
中学校の部活動では色々な制限があります。今回ご紹介するメニューは特別な器具を用いる必要もなく、出来るだけ短時間で出来る。そして多人数が同時に行え、チームでも個人でもしっかり行えるもの、そしてそれらがバスケットボールの動きにつながっている…まさに中学校現場で必要不可欠なメニューを揃えました。
オフェンスにおいて、選手が思うように動いてくれない、そんな思いをしたことのある指導者は多いと思います。 たとえばナンバープレー(セットプレー)が止められると選手の足が止まってしまう、キープレーヤーが封じられると攻撃のパターンがなくなってしまうなど、試合で予期せぬことがあった際に上手く対応できないチームは少なくないのではないでしょうか。型にはめた攻撃は落とし込みやすくはありますが、応用が利かないことが欠点でもあります。オフェンスがうまくいくポイントは、そういったプレーの中に「Defの状況や味方の状況に合わせて形を変える、柔軟な攻撃」を織り込むことです。
本作ではボールサイドとは逆のウイークサイドの動き方を重点的にドリル化し、「3人目の動き」を身体に染み込ませることでどんな状況にも対応できる「あわせ」の攻撃をつくっていきます。
大好評、新潟シリーズ第2弾!「オフェンス編」。
今回も新潟県を代表する2人の監督が指導にあたります!
白根北中学校の松川監督は「2on2」を軸とした、緻密なセットオフェンスづくりを紹介します。個々の力では劣っている、身長では敵わないといった状況でも、2on2であれば“ズレ”を突くこともできます。いかにして相手Defを翻弄するか、ファンダメンタルからきっちりとつくり上げていきます。
本丸中学校の富樫監督は、同校が日本一になった原動力となった“オフェンスドリル”を紹介します。本丸といえばオフェンスというように、随所にこだわりのポイントが見られます。テーマは「ノーマークをつくるセットオフェンス」。個の力を高めるドリルと組織的なプレーを融合させ、ジュニア期に必要な力を養成していきます。
2015年にそれまで勤めた強豪校から転任し、まさに「0からのスタート」となった鷲野監督。前任校とは練習環境が変わり、ミニバス経験がない選手などもいる中で、「どんな練習をするのがベストなのか?」ということを追及しました。
(1)わかりやすくシンプル
(2)効果のあることを効率よく
(3)選手が目的を理解できる
(4)選手の意欲を高められる
(5)攻防の基本を身に付けられる の5つを踏まえて、どんな選手にも「本当に効果のあるドリル」をつくろうと試行錯誤を重ねて辿りついたメニューを収録。攻防の基本やスキルを身につけやすいだけでなく、意欲や向上心をわかせる工夫や、練習時間やスペースも効率性を考えた、すべてのチームにフィットするドリル集です。
■指導・解説:鷲野 鋭久(BLUE EAGLES監督)
■実技協力:BLUE EAGLES
自身はバスケ未経験、選手はその学区だけ、それでも全国大会に5回出場している指導者がいます。
今回はその指導者、髙畠恵樹氏に限られた戦力で全国と戦った経験から見出したハーフコートオフェンスの構築について解説していただきました。
少人数、低身長、どんなチームの年でも選手と向き合い、激戦区北海道で戦い抜いてきた髙畠氏がたどり着いた理論をぜひご覧ください!
■指導解説:髙畠 恵樹(帯広市立西陵中学校女子バスケットボール部監督)
■実技協力:帯広市立西陵中学校女子バスケットボール部
緊迫した場面・・・周りを冷静に見て素早く判断を行う。そしていかにベストのプレーを選択し、無駄なくシンプルに行うことが出来るか。
これが今回ご紹介する「判断力育成のための、視野を伴ったファンダメンタル」の骨子に他なりません。言葉では簡単ですが、刻々と変化する状況を一瞬に判断しプレーに結び付けるには、徹底した訓練そして反復が必要になります。
このドリルは、どのような状況・局面で活きるのか・・・その意味付けをプレーヤーが理解できれば、ゲーム中よく陥るパニックも回避でき周辺視野を確保した「一歩上質」なバスケットボールを展開することが可能になります。このドリル集にはプレーヤーの能力を最大限に活かせるエッセンスに満ちています。日々のトレーニングの質的改善にぜひともお役立てください!
ミニバス界の強豪3チームが、各チームの一番の強みを活かした練習を持ち寄り合同で特別指導を行いました。
同じミニバスの指導者はもちろんのこと、中学の選手にも不可欠な内容となっています。各監督の個性あふれる指導術をぜひご覧ください!
■第1巻指導解説:渡辺 淳一(宮の原ミニバスケットボール部監督)
■第2巻指導解説:寺田 政志(大野ミニバスケットボールスポーツ少年団監督)
■第3巻指導解説:佐能 俊秀(柿生フィリーズ監督)
■実技協力:宮の原ミニバスケットボール部(栃木県)/大野ミニバスケットボールスポーツ少年団(茨城県)/柿生フィリーズ(神奈川県)
バスケットボールに限らず、どのスポーツにおいてもその練習方法は淘汰され、出尽くした感があります。しかし、本当に「良い練習」というのは少し形が変わってもずっと長い期間残ってきているものです。
良いバスケットボールをするためには、思い通りにボールを扱える正確な技術(クローズドスキル)と対人の状況で的確にプレーを選択できる判断力(オープンスキル)を高めていかなければなりません。そしてそれら二つのスキルを連続的に伸ばしていくことで「パーフェクトスキル」が身についてくるのです。
ジュニア期からの育成においては「良いもの」を「反復」して「習慣化」し、「徹底」していくことがさらなる上達へのKeyになります。ぜひ、日々の指導に、練習にお役立てください!!
■指導解説:鷲野 鋭久(愛知県津島市立藤浪中学校女子バスケットボール部監督/JBA U-15女子トップエンデバーコーチ)
■実技協力:愛知県・藤浪中学校女子バスケットボール部
2014年の全中で、ベスト16に進出した香川県・綾歌中の指導、練習法を紹介します。“普通の”中学生たちが結果を残したのは、今回紹介する「2つの要素」が大きく関係しているのです。
まず、メインとなるのが『スパイラルオフェンス』です。そしてもうひとつが同校で毎日行う『ルーティーン』です。
工夫と徹底でチームは強くなる。あなたのチームにも、ぜひこの考えを取り入れてみてください!
■指導解説:北本 真司(丸亀市立綾歌中学校男子バスケットボール部 監督)
■実技協力:丸亀市立綾歌中学校男子バスケットボール部
2017年、安城学園はついにウインターカップにて準優勝まで上り詰めました。その後に行われた東海新人大会でも、東海地区の数ある強豪をおさえ、優勝。ウインターカップの結果が決して偶然の産物ではなかったことを裏付けました。
それを踏まえて、今回はこれまでの「テーマ」に沿った内容とは一線を画し、大会前に行っていた「練習メニュー」に焦点を合わせ、他チームの指導でも活かしやすいように映像を制作しました。男女や中学高校を問わず使えるメニューが揃っているので、どのドリルを取り入れるか模索しながら見ていただけるようになっています。
ウインターカップで評判だったのが、安城学園の「マンツーマンディフェンス」。全国のスーパーエースたちを要所でおさえることで勝利につなげています。このディフェンスについても徹底的に解説。
インターハイ前に気づいた「1on1で抜かれやすい」という弱点を、「ボールを持たれる前のディフェンス」に着目することで改善。様々なチームの強みを取り入れて、鉄壁のシステムを構築しました。考え方、動き方、カットやスクリーンの対応などをドリルにしてあるので、段階的に取り入れていけば短期間でも効果が出てきます。
■指導・解説:金子 寛治(安城学園高等学校女子バスケットボール部 監督)
■実技協力:安城学園高等学校女子バスケットボール部
柿生フィリーズの代名詞といえば、小学生とは思えないほど徹底された「ファンダメンタル」。ボールの持ち方からシュート、ディフェンススキルまで、細部にこだわった指導が展開されます。
初めてバスケットをする選手たちにどう指導すればいいか、クセのある選手をどう修正すればいいか、チームのルーティーンをどう作ればいいかなど、年代や性別を選ばず使える練習ばかりです。ミニバスならではの指導切り口を、ぜひ参考にしてみてください!
■指導解説:佐能 俊秀(柿生フィリーズ 監督)
■実技協力:神奈川県/柿生フィリーズ
旭東中を指導して11年になる竹内氏は外部コーチ。常に選手を見ることができないからこそ、自主的にできる基礎の練習を徹底して指導しています。
今回はそんな竹内氏が、小学生や中学生のために積み上げてきた指導法・練習法を紹介します。作品中でも単にやらせるだけではなく、それぞれのドリルのなかで目的やポイントを丁寧に伝えていきます。
■指導解説:竹内 秀明(岡山市立旭東中学校バスケットボール部外部コーチ/芥子山武士Jr.{サムライジュニア}コーチ)
■実技協力:岡山市立旭東中学校バスケットボール部
本作では、鷲野監督が長年にわたり中学生年代を指導されてきた中で育まれ厳選されてきた珠玉のドリル集に加え、藤浪中学校で築き上げてきた「戦略・戦術」の中から、どのチームでも覚えておいた方が良い「イザというときに使える戦略・戦術」にスポットを当てご紹介しています。
今回は『実戦に直結する効果的な練習ドリル』を中心にご紹介。自分のチーム状況に応じて多少のアレンジを加えれば鷲野流を取り入れた、より実戦に近い練習が構築できます。ぜひご覧いただき、自チームの戦力アップに、そしてご自身の指導力アップにお役立てください!
■指導解説:鷲野 鋭久(前愛知県津島市立藤浪中学校女子バスケットボール部監督、JBA U-15女子トップエンデバーコーチ)
■実技協力:愛知県・藤浪中学校女子バスケットボール部
石川県の名門・布水中学校を、2014年に日本一へと導いた異色の名将が「ディフェンスドリル」を公開!
現在は金沢学院高校で指揮を執る石過祐樹監督が、布水中時代から現在も継続して行う練習方法を紹介します。
今作の見どころは、実際のプレーに即した動きを想定し、ドリル化している点。すべてが日々のルーティーンとして取り入れやすい形であり、選手が納得して取り組める内容となっています。
■指導解説:石過 祐樹(金沢学院高等学校男子バスケットボール部監督)
■実技協力:金沢学院高等学校男子バスケットボール部
大好評、新潟シリーズ第2弾!「オフェンス編」。
今回も新潟県を代表する2人の監督が指導にあたります!
白根北中学校の松川監督は「2on2」を軸とした、緻密なセットオフェンスづくりを紹介します。個々の力では劣っている、身長では敵わないといった状況でも、2on2であれば“ズレ”を突くこともできます。いかにして相手Defを翻弄するか、ファンダメンタルからきっちりとつくり上げていきます。
本丸中学校の富樫監督は、同校が日本一になった原動力となった“オフェンスドリル”を紹介します。本丸といえばオフェンスというように、随所にこだわりのポイントが見られます。テーマは「ノーマークをつくるセットオフェンス」。個の力を高めるドリルと組織的なプレーを融合させ、ジュニア期に必要な力を養成していきます。
★公立中学が取り組む、選手育成のコーチングクリニック
JBA主導の組織改編、週休2日制、練習時間の短縮、保護者との関係…etc、様々な要因や問題により公立中学校の部活環境が激変している昨今では、今までの部活指導が行えない現状があります。
そのような環境変化の中、札幌市の指導者が現環境下での取り組みを共有、発信し指導現場の一助を目指すプロジェクト【SCC‐サッポロ・コーチ・クリニック‐】をJLCオンデマンドにて配信します。
◆講師:高橋和也(札幌市立清田中学校男女バスケ部HC)
和田圭吾(札幌市立厚別中学校男女バスケ部HC)
今回のシリーズではその獲得したファンダメンタルをいかにチームの力に変えていくか…という観点で作られたものです。
チームとして完成度を高めるためには、あらゆる事態に遭遇してもパニックにならない自信を持ち、創造力豊かなクリエイティブな選手が育っていることが必要です。前回のシリーズに併せてこのシリーズをご覧いただけば、15歳前後のプレーヤー育成のための指導エッセンスを確認~身につけることができます。ぜひ、日々の指導にお役立てください!
■指導解説:鷲野 鋭久(愛知県・津島市立藤浪中学校女子バスケットボール部監督、JBA U-15女子トップエンデバーコーチ)
■実技協力:実技協力:藤浪中学校女子バスケットボール部
ジュニア期には競技経験が浅いために現れるいくつかの特徴があります。起こりやすいミスや怪我、さらに練習の取り組み方などなど…現場で起こる様々な問題にお悩みの方は少なくないのではないでしょうか?
身体的特徴や試合の傾向を踏まえ、この年代に必要なドリルを抜粋。ファンダメンタルから攻防練習まで、細部にまでこだわった練習方法、指導方法を収録しています。
■指導解説:高橋 和也(札幌市立清田中学校男女バスケットボール部 監督)
■実技協力:札市立清田中学校男女バスケットボール部
インサイドでのプレーはセンタープレーヤーだけが身につけていれば良い、というものではありません。あらゆるプレーヤーがボールのもらい方や様々なステップ、ターン、フェイクなど身につけておくことで、もしゲーム中ミスマッチが起きたとしても瞬時に対応がとれることがあるはずです。
何故、今、このプレーを選択するのか・・・そういったあなたの「何故?」にこたえるインサイドのテクニック集の登場です。ぜひ、日々の練習や指導の現場でお役立てください!
■指導解説:金子 寛治(安城学園高等学校女子バスケットボール部監督)
■実技協力:安城学園高等学校女子バスケットボール部
バスケットにおけるディフェンスは、個々の技術もさることながらチームの連携が非常に重要となります。輪島レッドイーグルスでは、「9(自分以外の選手)+1(自分)+B(ボール)+G(ゴール)」の考えのもと、各選手がコート全体を把握し、1つひとつのプレーを孤立させることなく連携してディフェンスを行っています。
今作では、基本スキルの向上のためのドリルと、5人がつながりあうチームディフェンスについてご紹介します。
限られた時間や場所で効果的に練習を行うためには、明確なテーマをもった練習内容を創意工夫しなくてはなりません。輪島レッドイーグルスでは、視野の確保、位置の確保、意図のあるプレーを特に大切にして、選手自身に考えさせながら、様々な形で練習を行っています。ディフェンスを強化すれば勝利に近づけます。
■指導解説:橋田 宏幸(輪島レッドイーグルス監督/元日本バスケットボール協会・育成委員会U12委員)
■実技協力:輪島レッドイーグルス
実践学園は都心の私学であるためか、環境には恵まれていると思われがちです。ところが、実際は屋上にあるコートでの練習、学校の空いたスペースでのトレーニングなど、いろいろな工夫のうえで練習を積んできたのです。今作では、そんな練習スタイルを「ありのまま」お見せしています。
練習のテーマは「5on5につなげる」。どんな環境下でも、どれもが練習のための練習ではなく、実戦を意識したものになっています。日本一の学校はなにが違うのか。ぜひ、この作品から読み取ってみてください!
■指導解説:森 圭司(実践学園中学校男子バスケットボール部顧問)
■実技協力:実践学園中学校男子バスケットボール部
ごく普通の公立中学校にも関わらず、何度も全中出場を果たし、トップ選手を多く輩出する石神井西中学校。
格上のチームやディフェンスの固いチームが相手となると、そう簡単に速攻が成立するわけではありません。となると、いかにきっちりとボールを運び、セットオフェンスを攻めきれるかというのがポイントになりますが、中学生にとってはここが難しいところです。
強いプレッシャーを受けてもボールを失わず、有利な体勢をつくってシュートまで持ち込めるかどうか。今作ではこの部分にスポットを当てて練習法を紹介します。
■指導解説:三輪 辰也(東京都練馬区立石神井西中学校 教諭)
■実技協力:東京都練馬区立石神井西中学校バスケットボール部
本作では、「徹底して身に付けたい個人のファンダメンタルドリル」をコンセプトに、ポジション別に「実戦に直結する」ドリルを収録しています。鷲野監督が必須だと考えるスキルを体系的にまとめたので、順を追って行うことで段階的に正しい動きが身に付きます。
2016年度から新ルールが適用され、これからはジュニア世代から「1対1の対応力」が強く求められることとなりました。そこで今回は「1対1を有利に進めるためのファンダメンタルドリル」をご紹介します。相手をかわしてドライブに持っていく、ゴールに対して後ろ向きでDefを背負った状態からシュートまで持っていくなど、マンツーマンディフェンスに対して効果的に働くスキルが満載です!
ぜひ、毎日の練習に取り入れて1対1に強くなるプレーヤーを育てていきましょう!!
■指導解説:鷲野 鋭久(JBA U-15女子トップエンデバーコーチ、藤浪ジュニアクラブ監督)
■実技協力:藤浪ジュニアクラブ
北海道選抜シリーズ第5弾!全国を制した2007年度チームの、大会に向けて行ったトレーニングを余すところなく収録しました。
ジュニア年代における短期間のチーム強化では、ゲームから取り出したシチュエーションドリルを繰り返し行い、実戦の感覚を養う方法が効果的です。そのような練習を繰り返し行った北海道選抜チームは、大事なゲームで硬くなっていても正確な状況判断ができ、あらゆるシチュエーションへ対応できる力を身につけました。迷いなくプレーすることでゲームの流れをつくることが可能になったのです。
本作では数多くのドリルを紹介していますので、チームの特徴にあったものを選択し、今すぐ練習に反映させることができます。今までのシリーズ同様短期間で結果を出したい方だけでなく、限られた時間の中で効果的、効率的な指導を行いたいと考える指導者におすすめです!
桐山氏が八王子一中に携わって23年。ここ20年で関東大会に出場できなかったのはわずか1回のみ。2017年も関東大会を優勝するなど、私立中学校なども数多くいる中で長きにわたり強豪チームであり続ける八王子一中。その理由は「ディフェンス」にあると桐山氏は言います。
桐山氏のディフェンス哲学に強さの秘訣があります。「ディフェンスはたとえ抜かれても罪はない。罪であるのは抜かれた後、諦めてボールを追わなかった場合だ。諦めずに追いかければ、必ず味方がカバーして、ピンチをチャンスにしてくれる」という考えがディフェンスのすべての要素につながっていきます。このディフェンスは、どんな選手、どんなチームでも実践できて効果の高い、正に理想のディフェンスと言えるものです。
■指導解説:桐山 博文(八王子市立八王子第一中学校女子バスケットボール部外部指導員)
■実技協力:八王子市立八王子第一中学校女子バスケットボール部
2010年の全中を制した本丸中学校をはじめ、近年中学校のバスケット界で注目を浴びている新潟県。そんな新潟県をリードする2人の指導者が登場です!
今回のテーマは『ディフェンス』。石山中(元・鳥屋野中)の小林監督には「強い足をつくる」ためのフットワーク、「組織的に守る」ためのDefドリルを紹介してもらいました。本丸中の富樫監督は、チームを全中優勝に導いたDefを紹介。相手の動きに合わせ、ゾーンとマンツーマンを自在に展開していく様子は必見です。
両監督とも、基本にのっとった指導で相手にいいプレーをさせないことを目的としています。
※カズDef:中村和雄氏(bj秋田ノーザンハピネッツヘッドコーチ)が提唱する、独特のゾーンディフェンス(チェンジングディフェンスの一種)の呼称。その名前から"カズ"ディフェンスと呼ばれる。
オフェンスにおいて、選手が思うように動いてくれない、そんな思いをしたことのある指導者は多いと思います。 たとえばナンバープレー(セットプレー)が止められると選手の足が止まってしまう、キープレーヤーが封じられると攻撃のパターンがなくなってしまうなど、試合で予期せぬことがあった際に上手く対応できないチームは少なくないのではないでしょうか。型にはめた攻撃は落とし込みやすくはありますが、応用が利かないことが欠点でもあります。オフェンスがうまくいくポイントは、そういったプレーの中に「Defの状況や味方の状況に合わせて形を変える、柔軟な攻撃」を織り込むことです。
本作ではボールサイドとは逆のウイークサイドの動き方を重点的にドリル化し、「3人目の動き」を身体に染み込ませることでどんな状況にも対応できる「あわせ」の攻撃をつくっていきます。
1日2時間週5日の練習で、効率よくチーム力アップ!
多くの公立中学校では時間・体育館を十分に使えない中で活動をしています。2008年全国大会を制した本丸中学も例外ではありません。限られた環境で大切になるのはドリルの選択と効果的な練習方法です。
レベルを問わずゲームの流れで力の差が現れやすいのは【ファストブレイク】と【1on1&ローテーションディフェンス】です。
本作では、この勝負を分けるポイントの強化を狙ったドリルを中心に構成しています。指導をするのは富樫英樹監督。わかりやすく丁寧に解説していただきました。限られた練習環境でチームを強豪に育てた工夫に満ちあふれるドリル・指導方法は必見です!
石川県能登半島輪島、この小さな町に熱いバスケットボールの集団があります。それが「輪島レッドイーグルス」。指導者である橋田宏幸氏は、普通の子どもたちに対して「1対1の強さやドリブル突破で相手をやっつける・・・といった『バスケットの常識』にとらわれず、オフェンスのポジションを固定せず、レシーバーがスペースに走り込むパス中心の『バスケットの非常識』」にこだわり、重要視して日々指導されています。
今作では、橋田監督が最もこだわっている様々なオフェンス技術の練習と、空間を意識し支配していく速攻練習を中心に紹介します。
普通の小学生に「考える力」がつけば、ここまで出来るようになります。ミニバスケット指導者に限らず中学生~高校年代の指導者にもご覧いただきたい作品になりました。
■指導解説:橋田 宏幸(輪島レッドイーグルス監督/元日本バスケットボール協会・育成委員会U12委員)
■実技協力:石川県輪島市ミニバスケットボール教室・輪島レッドイーグルス
今回ご紹介する動画は、北海道ジュニアバスケットボール連盟が開催した「第2回ビッグマンキャンプ」の模様をライブ収録したものです。
「将来性を有する優れた競技者の発掘・育成」を目的として、センターとしてのプレーだけでなくオールラウンド的な動きをも練習していきます。実技は全北海道から集まってきた長身者のプレーヤーです。中学校段階では長身者=センタープレーヤーという図式が多いですが、実際に180cm台であれば高校へ進めばアウトサイドでのプレーを求められる場合も多くなります。今回のキャンプではセンターとしての技術はもちろんのこと、あえてアウトサイドプレーヤーに必要な手元の技術やシューティング、1対1など多岐にわたり指導していきます。
また座学を通して「心」「技」「体」の意識改革など中学生プレーヤーとしての、大切な考え方なども提起していきます。
今回のキャンプ全体を通して成熟したバスケットプレーヤーとして成長していくための礎を作っていく、という考え方を様々な練習の中から感じ取れることでしょう。ぜひ、日々の練習、選手育成のヒントにお役立てください!
黒島監督第2弾!『マンツーマンディフェンス』に続いては、同氏が最も得意とする『オフェンス指導』がテーマです。
今作では年代・カテゴリーを問わず流行する戦術「オンボールスクリーン」を軸に、多彩なピックプレーやそこから派生する「あわせ」に渡るまでを紹介します。
■指導解説:黒島 啓之(白山市立美川中学校男子バスケットボール部監督)
■実技協力:白山市立美川中学校男子バスケットボール部
短期間でチームを仕上げていくエッセンスが満載!効果的にチーム力を高める「約束事」を身につけよう!
特に中学校においては、指導者がコートについてしっかり指導できる時間は限られています。限られた時間内で、どのように練習を組み立てていけば良いか、効果的な練習方法は無いか・・・そのような悩みを持った方に特におすすめの本作。
チームづくりには「約束事」は必ずといっていいほど必要になりますが、このシリーズの中で紹介する「約束事」は、短時間でいかに効果を上げていくかということに主眼をおいているものばかりです。
小さな選手ばかりでも全国ミニバス準優勝、中学生相手でも勝利をおさめるなど、小学生離れした全員バスケが浸透している強豪、川口じりんMBC。その指導の特徴は選手と「プレーの理想形」を共有して、やりがいのある練習をつくることにあります。
ここでは、その指導の中でも「パス」指導に注目してコンテンツを選定して配信。小中学生の指導者の方へおすすめの一作です!
■指導解説:小山 高広(川口じりんMBC監督)
■実技協力:川口じりんMBC
今回の動画は、現在日本代表女子チームのサポートスタッフも務める窪田邦彦氏に、中学生年代の発育・発達段階を意識して、また選手自身が遊び心をもって積極的に練習に取り組める…そのようなメニューを中心にまとめてもらいました!
中学校の部活動では色々な制限があります。今回ご紹介するメニューは特別な器具を用いる必要もなく、出来るだけ短時間で出来る。そして多人数が同時に行え、チームでも個人でもしっかり行えるもの、そしてそれらがバスケットボールの動きにつながっている…まさに中学校現場で必要不可欠なメニューを揃えました。
★普通の中学生を全国に導くバスケットボール指導!
一般的な公立校と同様に、松山市立南第二中学校でも常にいくつかの部活動が共同で体育館を使用している為、全面を使った練習はなかなかできません。日頃からハーフコート、ゴールリング1つという状況の中で練習を続けています。もちろん生徒もスーパースターではなく、どこにでもいる普通の中学生がほとんどです。
決して恵まれた状況とはいえない中、なぜ度々全国大会に出場し勝ち上がる事ができたのでしょうか?本作では狭い練習場所でもしっかりと部員ひとり一人を鍛えるため、様々に工夫されたハーフコートドリルの数々をご紹介します。ハーフコート、たった1つのリングでできる!狭いスペースで工夫して行う多数の個人技術向上ドリルをチームに合わせて取捨選択してご活用ください!
今回ご紹介する山下春香選手のファンダメンタルは、「一つ一つのスキルには意味がある!」ことを気づかせてくれるものです。「何故この位置にステップを踏むのか、ボールキャッチした時の手や肘の位置、角度は・・・」、それらは相手Defとの関係や間合いの中で決まってきます。そういう細部にまでこだわり、そして何より力強いプレーが大変魅力的です。ドリブルの強さやボールキャッチの正確性、ステップの第一歩目、ボール移動のコース等々クリニックを通して学ぶことができるのはもちろん、彼女のプレーを見れば一目瞭然!!まさに百聞は一見にしかず!!選手、指導者ともに学びともに成長していけるファンダメンタルです!!
■指導解説:山下 春香(ソシオ成岩スポーツクラブ バスケットボールコーチ)
■実技協力:西里 真由美(ソシオ成岩スポーツクラブ バスケットボールコーチ)/ バスケットボールJr.チーム「ideas(イデアス)」
「どんなに能力のある選手が集まって、相手のディフェンスを切り裂いていっても、最後のフィニッシュが決まらなきゃなんにもなりません。だから皆シュート練習を行うわけですが、本当に実戦に結びついているケースは非常に少ないんです」
そのように語る富樫監督がこだわるのは“ゲームに近い練習をする”ことだといいます。レイアップシュートでも左右から様々なステップで打てるようにし、相手を想定してフェイクを交えながら行います。さらに大切にしているのが“ボールのもらい方”。シュート、ドリブル、パスのいずれも可能な姿勢でボールをキャッチし、瞬時にシュートへと移行する。シンプルな練習だからこそ、きっちりとした意識を持って練習することが大切になるのです。
ぜひ、本作の名門・本丸中学校ドリルを指導にお役立てください!
バスケットボールは、大きなセンターがいたからといって必ず有利になるスポーツではありません。そのセンターの力を引き出しながら、自らも積極的にゴールを狙っていくガード・フォワードの動きがあることでチームとして盤石になるのです。本作では、ガード・フォワードに焦点を当て、そのポジションの選手として身につけるべき多くのスキルを解説し、習得するためのドリルを収録しています。
解説していただくのは全国優勝の経験もあり、吉田亜沙美という日本代表屈指の名ガードを世に送り出した遠香監督。多くのプロ選手を世に送り出しており、選手指導の引き出しの多さ、その質の高さには定評があります。選手の才能をさらに輝かせるために、指導者が知っておくべき内容が満載です!
アメリカの名門校、モントロス・クリスチャン高校に所属していた当時の富樫勇樹選手が、余すことなくそのテクニックを披露してくれました。
身長170cmという小柄ながらも、巧みなボールハンドリングと天性のパスセンスで、アメリカでも大暴れの富樫選手。「気がついたらパスが渡っていた」「目の前から消えるように抜かれていた」。対戦する選手たちは、一様にその卓越した技術に驚きを覚えるといいます。今作では、そんなテクニックを身につけるための、様々なプレーを凝縮して収録しました。
コンセプトは“選手に見せる”ということ。いいプレーを見ることで、選手たちの『イメージ』は向上します。技術の上達はいつの時代も、「見て・マネをする」ということから始まります。
ぜひ、チームに1本、選手に1本を持たせ、スキルアップの向上にお役立てください!
■実技:富樫 勇樹(モントロス・クリスチャン高校)
■実技協力:新潟医療福祉大学バスケットボール部
新潟市立石山中学校に赴任して3年目、小林監督はチームを北信越大会にまで導きました。選手たちは決して体格に恵まれたわけではなく、それまで特別な実績があったわけでもありません。普通の中学生たちが結果を出せたのは「約束事を徹底し、ぶれない基本を身につけた」からなのです。
今作では、そんな選手たちが取り組んできた練習メニューを紹介していきます。サイズがないため「空いたら打つ、打ったら入れる」「出てきたら破る、破ったらキックアウトして外へ」という、外角からのバスケットになったと小林監督。そこに至るまでのプロセスを、ファンダメンタルから合わせまで、段階的に解説してくれました。
■指導解説:小林 透(新潟市立石山中学校 バスケットボール部顧問)
■実技協力:新潟県新潟市立石山中学校 バスケットボール部
強いチームには、必ず得点源となるエースがいます。ゾーン禁止の中学生以下のチームでは、そういった選手がいるために1on1で勝てないマッチアップが出てきてしまうのが必然となっています。そこで使われるのが、トラップ(ダブルチーム)です。シンプルかつ効果的に得点源を封じられるので、どんなチームでも落とし込みやすいスキルです。
しかし、ジュニア世代のチームで起こりやすい問題は、その後の「ローテーション」にあります。トラップでオフェンスを乱した後、ディフェンス側のチャンスとなるはずが、ローテーションの乱れでノーマークをつくり逆に得点されてしまう、ということは特に中学生以下の試合では頻繁に起こり得ることです。
効果的なトラップで相手の得点源を封じ、確実なローテーションでボールを奪う。これを徹底させることで小さいチームでも「チームの力で守り勝つ」ことができます。
~ジュニア期からのボール&ドリブルハンドリング~
★「意欲」と「練習」により「技術力」は必ず伸びる!
★142種類!ジュニアプレーヤー必見のボールテクニック!
★画期的!指導者、プレーヤーともに学べる「スキルテスト」付き!
第1弾発売(1997年)以来、全国各地の指導者の方々から好評を得ている北海道選抜シリーズ、今回は待望の第6弾の登場です。
基本的なコンセプトは、限られた時間の中で効果的・効率的な指導を徹底することで最大限の効果を狙う、ということです。
ディフェンス面ではZone Press Zoneをベースにして、個々の役割をはっきりさせ誰がリザーブで入っても対応できるように指導を徹底させていきます。またオフェンス面ではスクリーンを多用して、ズレを早めに作って攻撃の起点、エントリーを増やしていくことを狙っていきます。
このようなチームコンセプトは、選抜チームに限らず部活動などで指導時間が少なく、短期間に効果を出していこうという指導者の方にとって非常にお役に立てる内容です。
■指導解説:宗岡 安隆(2012・13年度北海道選抜チームヘッドコーチ、帯広第一中学校)/山田 明(南幌中学校)/横尾 栄一(札幌厚別南中学校)/丸山 祐平(札幌澄川中学校)
■実技協力:北海道ジュニアバスケットボール連盟強化委員会