本作では、「小さいチーム」「練習の制約が多いチーム」でも取り組めるディフェンスドリルをご紹介。
公立の進学校でありながら、近畿大会・全国大会にも出場経験がある紫野高校。
地元出身の選手と限られた練習時間のなかで、吉田監督が重要視しているのが「コンタクトで負けないこと」。
体格で劣っていても、当たるタイミングや間の取り方、当たり方によって、相手に競り勝つことは可能になります。
また、細かい決まり事を徹底して行うことで、短い練習時間でも確実にスキルを身に付けることができます。特に公立校など、練習環境に制約があるチームにオススメの作品です。
紫野高校の練習は、朝45分+午後2時間半。一つひとつの練習が短く、たくさんのバリエーションを持たせている点が特徴です。
本作で紹介しているような体格差のカバーを意識した練習は、短い時間でも数種類を必ず毎日取り組むことで習得することを目指しています。
時期に関わらず取り組め、チームのディフェンス力の底上げをしたい方におすすめの作品となっています!
■指導・解説:吉田 聡 (京都市立紫野高等学校女子バスケットボール部 顧問/京都府 国体少年女子 監督)
■実技協力:京都市立紫野高等学校 女子バスケットボール部