肩関節障害に対する理学療法は、身体機能にかかわる全ての因子について理解する必要があり、そしてどのように対応するかを見極めるためには、今の機能状態を把握することが大切になります。今の状態を把握するためには得られた情報をもとに推論をたて確認していかなければなりません。
本作では、徒手での評価と対応をどのように行うかをテーマとし、評価を行う上でのポイント、仮説の立て方、情報の取り方、そして対応の仕方までを、山口光國氏が実技を通して細かく丁寧に説明します。様々なケースを取り上げ、評価から対応までの方法を紹介していますので、実際の臨床の場にも応用できる内容となっています。
■講師:山口光國(元横浜ベイスターズコンディショニングコーチ、理学療法士・健康心理学修士、日本肩関節学会会員、群馬パース大学客員教授)