思春期の子どもたちの 弱音の聞き方・支え方
辛い思いをしている子どもは、学校や家ではまったくその素振りを見せないことがあります。子どもは気を配って、サインを出さないようにしているのです。例えば、まったく素振りを見せずに自殺未遂をしている、ということも起こります。
諸富先生が本セミナーで最も大切なテーマとして挙げたのが「援助希求」です。「援助希求」とは、援助を自分から望んで求めること。周囲の大人も「援助希求」がなければ気づくことができません。
大切なのはSOSのサインを見逃さないことに尽力するよりも、子どもが援助希求をしたくなる、SOSを出しやすくなる関係づくり。では「援助希求」したくなる関係を築くためには、どのようなことが大切になるのか?
本講義では、関係を気づくための過程を詳しく解説。多くの皆さまにお役立ていただけると幸いです。
■講師:諸富 祥彦(明治大学文学部 教授)