高千穂高校に見る「攻撃的剣道のすべて」 ~ 全国優勝を目指す稽古と指導法 ~
全国大会で数多くの優勝経験をもつ高千穂高校剣道部。その高千穂高校の攻撃的剣道のすべてを紹介します!剣道を上達させるには、打つことよりも、打たせることが大切です。例えば「かかり稽古」では、できれば指導者が元に立って、選手に打たせながら指導することが効果的です。打たせる側が上手く打たせられなければ、打つ側の選手の上達は期待できないからです。 さらには、人の稽古を見ることも重要になってきます。『打ちながら覚え、打たせながら学び、見ながら習得する。』…この無駄のない稽古態勢が高千穂高等学校剣道部の強さの秘訣につながっています。 ここでは、剣道に必要な体と、正しい形を身に付ける基礎稽古を紹介。故障(ケガ)をしない体づくりとして、「柔軟性」と「筋力」を高めます。そして、面を着ける前の「素振り」や「足さばき」の稽古では、審判が有効打突として旗を挙げたくなるような正しい形(フォーム、打ち方)を習得させます。