1試合40分をマンツーマンディフェンスで守り切る事は理想であり、指導者としてチームとして最も目指すべき場所かもしれません。 しかしながら、マンツーマンディフェンスを続けていくと陥るピンチの一つにファウルトラブルがあります。
そこで有効になるのが“マッチアップゾーンディフェンス”です。
このディフェンスの優れている点は、通常のゾーンディフェンスよりもマンツーマンディフェンスに近い形でマークマンを受け渡す(チェンジング)ことにより、外からのシュートをケアしつつ、深追いから無理な体勢でのディフェンスを行なわないことでファウルを減らします。
今回はまず片峯監督が絶対的に重視するマンツーマンディフェンスから紹介。段階 を追ってつくりあげていきます。ワンプレーごとに良かった点、修正点を振り返ることで理解しやすいよう丁寧に進めていただきました。
■指導解説:片峯 聡太(福岡大学附属大濠高等学校 男子バスケットボール部 監督)
■実技協力:福岡大学附属大濠高等学校男子バスケットボール部