手の機能評価は、
1.手の機能とその障害を把握し判定するため
2.治療効果を見極めるため
3.治療によるアウトカムを予測するために行う ことが重要です。
ハンドセラピストは、これら評価の目的を踏まえ、確固たる技術のもと、正確で客観的、妥当性のある評価を実施し、結果の意味づけを通して対象者の理解を深め、治療やセラピィに反映させていく必要があります。
今回は、「手の評価」として「関節可動域」「筋力」「感覚」「上肢機能」を取り上げ、基本的な評価方法について分り易く紹介し、多くの分野の医療関係者の方々にご参照いただける内容としております。是非ご活用ください。
■実技・解説:
仲木 右京OTR(せんぽ東京高輪病院 リハビリテーション室)
大森 みかよOTR(聖マリアンナ医科大学病院 リハビリテーション部)
奥村 修也OTR(聖隷浜松病院 リハビリテーション部)
阿部 薫OTR(慶應義塾大学病院 リハビリテーション科)
■アドバイザー:大山峰生OTR(新潟医療福祉大学 医療技術学部)