近年、超音波検査は身近なものとなり、外来診療でもよく用いられるようになってきました。
超音波検査は、侵襲が少なく、すぐに見る事ができ、動的に観察できるため非常に有効な検査方法の一つと言えます。本作では、「肩と肘」を取り上げ、検査を行う上での基本となる解剖の知識から、臨床検査、整形外科、理学療法の各分野からのアプローチを紹介しています。
臨床検査分野では、知っておきたい超音波の原理や知識と、検査をする時に役立つ装置の設定や注意事項について。整形外科では外来での一般的な肩・肘の超音波検査における基本的な走査方法、注意点、症例について。理学療法の立場からは超音波機能解剖を解説し、どのように運動療法へとつなげるかについて紹介しています。
いずれの分野でも貴重な超音波の映像をふんだんに用いて分りやすく解説しています。すべての治療家必見の動画です。
■解説:青木 隆明(岐阜大学医学部附属病院 整形外科リハビリテーション部)
■実技・解説:
渡邉 恒夫(岐阜大学大学院医学系研究科スポーツ医科学分野)
寺林 伸夫(岐阜大学医学部整形外科学)
林 典雄(中部学院大学リハビリテーション学部理学療法学科)
投球障害にはいくつかの段階があり、早期に適した対処を行うことで障害を予防または軽減することができます。
例えば、痛みを訴えるまでに筋肉のハリやだるさを感じることが多く、その時に休養と軽い運動やストレッチングで症状を改善できれば、痛みを予防または軽減することにつながります。
この映像では、肩・肘のみならず体幹・下肢におけるチェック(評価)の方法と、それぞれの部位に対処するためのストレッチングと各種トレーニング、さらに投球動作の改善の方法までを詳しく紹介しています。
理学療法士をはじめ医療に携わる方々から野球の指導者まで、是非理解していただきたい内容となっています。
■企画
アスリートケア研究会
■監修
小柳 磨毅(大阪電気通信大学医療福祉工学部理学療法学科教授)
■実技
山野 仁志(行岡病院理学療法科科長)
椎木 孝幸(行岡病院リハビリテーション科科長)
福田 明雄(行岡病院理学療法科)
元脇 周也(豊中渡辺病院リハビリテーション科主任)
■協力
宝塚ボーイズ
医療法人 行岡医学研究会 行岡病院