私たちの関節には、知らないうちに歪みや異常な運動が起こっており、代表的な関節の問題としては外反母趾、扁平足、膝の回旋異常、骨盤の歪みなどが挙げられます。このような関節の歪みを修正し、再び正常なアライメントに戻すこと、これがリアラインの意味するところです。
このシリーズでは、各身体部位別にリアラインの方法を取り上げていますが、今回は「腰部・股関節編」として腰痛や骨盤痛、鼠径部痛に対するアプローチについて、その考え方についてはパワーポイントを使って詳しく解説し、診断・評価、リハビリテーションの方法については実技を交えて紹介しています。
“リアライン・コンセプト”に基づくリハビリテーションが、関節の痛みや不調に悩む方に役立つことを切に願っています。
■指導・解説
蒲田 和芳
学術博士、理学療法士、広島国際大学リハビリテーション学科理学療法学専攻 准教授 株式会社GLAB 代表取締役
■実技協力
杉野 伸治(貞松病院理事・リハビリテーンション科長/理学療法士)
来住野 麻美(横浜市スポーツ医科学センター、理学療法士)
■協 力:ロート製薬株式会社、アオハル クリニック、株式会社GLAB