中学生ハードル選手を育てる「タメ・キレ・オシ」ドリル
このドリルのキーワードは「タメ・キレ・オシ」。全体を通して「タメ」のある大きな動きから「キレ」のある速い動きへ発展させることがポイントになります。そのために必要になるのが「オシ(地面を押す動作)」です。
そして本作の大きな特徴は、1シーズンの練習がパッケージ化されていること。オフシーズンとシーズンに大きく分けてドリルを構成しています。
いつからでも始められ、「いつ何をやればいいのか」もわかりやすいので、競技を始めたばかりの選手や経験の浅い指導者、また練習をイチから見直したい方にお勧めします。
それぞれのドリルではインターバルやハードルの高さを細かく設定。またメトロノームでリズムを意識させるなどして、飽きさせないようにバリエーションを持たせています。
30年以上にわたって陸上競技に携わり、ハードル走の楽しさを伝えてきた籠谷先生。工夫に満ち溢れたこのドリルを、チームのハードラー育成に是非お役立てください!
■指導・解説:籠谷 仁志(大阪府堺市立三国丘中学校陸上競技部 顧問)
■実技協力:大阪府/堺市立三国丘中学校陸上競技部
大阪府/堺市立陵南中学校陸上競技部
大阪府/河南町立中学校陸上競技部