阿野幸一先生(文教大学)と太田洋先生(東京家政大学)が「今、改めて英語科教育法を学び直そう!」というコンセプトの元、英語授業の指導について全10回、様々なテーマで実施された英語セミナー。
日々の英語指導にもう一工夫を加えたいと考えている方、ご自分の英語授業の質を高めたいと考えている方、もう一度きちんと英語教育を勉強したい方・・・「授業プランと展開」や「各技能の指導方法」など、日々の授業に役立つ具体的なテーマの参加型のセミナー映像で、明日からの授業の参考にしてみてはいかがでしょうか?
★英語教育法を学びなおすことで、実践と理論を結び付けることができる!
★NHKテレビ/ラジオでおなじみの阿野先生、太田先生によるセミナー映像!
★生徒が主体的に学びたくなる!授業づくりの工夫をご紹介!
※セミナーでは、「日々の英語授業にひと工夫」阿野幸一・太田洋著(大修館書店刊)を毎回テキストとして使用します。映像内に、テキスト「日々の英語授業にひと工夫」に関する表示がございます。
<阿野先生&太田先生のメッセージ>
『英語教師として日々教えているからこそ、英語科教育法をもう一度学ぶことで・・・
実践の裏打ちを得られる!実践と理論を結び付けることができる!新たな実践例を身に付けることができる!などなど良いことがたくさんあります。この機会に私たちと一緒にまた、学びませんか!!』
ここでは、教材もなく指導ノウハウもゼロの状態であった2001年から、小学校での外国語(英語)活動の実践と研究を続けてこられた遠藤恵利子先生の実際の授業を取り上げています。1単元を4時間とした場合、3/4は聞く活動に重点をおいて行われていますが、この映像では、HRTのみで行う授業と、ALTとのティームティーチングの授業を紹介してます。いずれも外国語に慣れ親しむ聞く活動に重点を置いています。
HRTのみで行う時は、子どもたちの力を借りたり、子ども同士で行えるところは子ども同士で行わせながら授業を進めています。また、ALTと行う時はALTの人間性や文化性を大切にし、子どもたちの異文化への気づきや理解を促す活動を目指して行っています。
この授業を参考にして、まずは実践してみてください。そうすることで分ることがあり、少しずつ改善して行けるはずです。
<授業1:My Dream 「将来の夢」 (3/4 その1 HRTのみで行う)>
さまざまな職業の英語表現に慣れ親しむことをねらいとした中で、「聞く」活動を中心とした、HRTのみで行う授業を紹介。
■あいさつ
・Silent Greeting/How are you? Greeting(Relay Greeting)
日本人教師二人によるTeam Teachingの授業です。二人の教師の対話による導入、練習の展開など、場面に応じたそれぞれの役割が細かく設定されています。言語活動については、タイトルを使ったクイズ、カードを使ったチャット練習、ビンゴなど、語彙や文型の復習や定着をねらった口頭練習を中心に、様々なステージが用意されており、生徒が指導の流れの中で、生き生きと学習している様子がうかがえます。
中学校・高等学校における英語教育の現場で、実際に活躍されている先生方の指導事例を集めた人気シリーズの第2弾! ここで紹介するのは、高校でのオーラルを中心とした授業展開。授業で日常的に使える様々な活動例と簡易ディベートまで発展させていく指導の仕方は必見です。
これは毎年二月に行われている東京都中学校英語教育研究会主催による研究授業を収録したものです。これらの映像は、中学・高等学校の現場の先生方はもとより、大学や短大等の教科教育法の授業等での研究用としてもご利用頂いております。日々の授業研究に、資料に有効にお使いください!ALTとのTeam Teachingの典型的な授業。二人がそれぞれの役割を分担して、授業の各場面に最も効果的な指導を行います。教科書を主たる題材とした授業の最初にスピーチの発表は、継続的な生徒の発表活動として好例でしょう。また、新教材の導入では、学校内の先生方の協力を得て作成した自作のビデオ教材を用いて、クイズ形式で楽しく展開されており生徒たちの反応も活発です。後半の教科書のリーディング活動では、丁寧なOral Introductionと音読指導が進められています。
「二人の先生の物語…」二人の教師がある日赴任してきたAETと繰り広げるドラマがここにあります。実際の学校に於いて、AETとの関わり方の何が問題で、どういう点に留意しなければならないのか、解説とともに明確にされます。二つのペアがほぼ同時に進行していきますので、色々と比較が出来ます。AETとのコミュニケーションの取り方やヒント、そして新しく授業に取り入れればすぐ役立つゲームなどを多数紹介しています。