恒例となった“オーストラリアアドバンストセミナー”シリーズも今回で6作目。
例年は2日間の日程で行われるところ、2016年は全4日間に渡っていつも以上に熱いコーチングが繰り広げられました。
今作はその前半にあたる4つのセッションをまとめ、『A-part』として公開します。
指導・解説を担当するのは前年から引き続きクレイグ・グゼィ氏とグラント・アンダーソン氏。共に豪州を代表するコーチであり、日本人の特性も熟知しています。
今回はオーストラリアやニュー二ランドの、スーパーラグビーチームが行っているドリルを多数紹介しています。単にドリルの「やり方」だけではなく、「なぜこの練習をするのか」「このドリルのポイントはここ」といった本質を掘り下げていきます。
『A-part』では主に個人のスキルやフィジカルレベルを向上させるドリルを収録しています。まずはここを習得し、次の『B-part』につなげていきましょう。
ランニング、フィジカル強化などに加え、ラインアウトやスクラムといったセットプレーの個人ドリルを紹介します。
■コーチ紹介(全4巻共通)
★ 大きくするのではなく、無駄なく使える筋肉を!
コンタクトスポーツであるラグビーにおいて、強靭な身体をつくることはパフォーマンス向上の観点からはもちろんのこと、怪我防止という意味でも非常に重要なことです。
怪我のない強靭な身体をつくりあげるには、出来るだけ早い時期に、将来に向けて発展性のある筋力トレーニングの習慣を身に付け、身体をつくりあげていくためのベースを築いていかなければなりません。
特に成長過程である中?高校生レベルにおいては、実用性のある強い筋肉をつくりあげることがパフォーマンス向上に直結します。
★ 自体重と軽負荷器具だけで、どこでも!いつでも!
ご紹介するトレーニングは、トレーニングルームが空いていないような時でも、グラウンド脇などで自体重と少ない器具で行えるものばかりです。
練習の合間やちょっとした空き時間を利用して行うことで、全体練習をより効率的に進めることができます。
★ 120種のトレーニングを紹介、組み合わせによって無限のプログラムが可能
鍛えたいパートごとにプログラムを構成していますので、個人練習やポジション練習の中に取り入れることも可能です。
この映像では、自分の体重やパートナー負荷のエクササイズだけで強化していく<密度の高いプログラムにより、ラグビー選手の基となる身体づくりを目指します。
練習の合間やインターバルに、グラウンド脇などでも出来るトレーニングばかりとなっています。
選手のレベルに合わせてプログラムを変更し、個々にあった筋力アップにお役立てください。
■イントロダクション
トリプル3とは
第1巻プログラムについて
今では日本ラグビー界での短いオフの風物詩となっているオーストラリア アドバンスト セミナー。
新チームの方向性や指導方法を学びに今年も全国各地から指導者が集まり、充実した内容になりました。日々進化するラグビーの「最新」を、日本のチームや選手を熟知した“クレイグ・グゼィ”“グラント・アンダーソン”の2人のトップコーチが分かりやすく解説。
コーチとは何をするための人なのか、指導とはどうすれば選手の育成を促すことが出来るのか、コーチとしてのレベルアップにもお役立ていただけます。
もちろん最新のコーチング理論を基にドリルのアイデアや効果的な器具の使い方、日本の文化に合ったトレーニング方法など、解説だけではなくデモンストレーションも行い、世界のトレンドをご紹介しています。
今シーズンからの自身のコーチングスキルの向上やチームのレベルアップに向けて、様々なアイデアを熱い4Sessionから吸収してください。
Session1ではアタックにポイントを置いています。ラックからの攻撃など多彩なドリルをご紹介します。
■タクシードリル
2016年リオデジャネイロ五輪より公式種目となった「セブンズ」の作品がついに登場です!
高校生や女子、ジュニアにまで広がりを見せる7人制ラグビーですが、15人制とは全く違う戦い方やトレーニングが必要となります。セブンズにはセブンズの考え方、戦術が存在するのです。
そんなスキルを教えてくれたのがARU(オーストラリアラグビー協会)のコーチ陣です。2012年7月に行われたセッションで、世界最先端のトレーニングを紹介してくれました。これまで日本では見られなかった、ARUならではのトレーニングを余すことなく見せてくれています。
すでに7人制を行っているコーチも、これから7人制を行うコーチも、ぜひパイオニアのコーチングを参考にしてみてください。
■講座
◎セブンズについて
2009年度、2010年度と2年連続で花園4強となり、全国の強豪としてその名を轟かす大阪朝高。
その代名詞ともいえる『タックル』に焦点をあてた作品が登場です! 個々の強烈なコンタクトも魅力のひとつですが「タックルは共同作業」と呉監督も言うように、大阪朝高のディフェンスは組織となったときに真骨頂を発揮します。
個人の勇気と使命感、そして組織の的確なシステムが相乗効果となり、相手の攻撃の芽を摘み取っていくのです。
そんな大阪朝高の練習法や指導法を、今回は2巻に余すことなく収録しました。1巻目では個人のスキルを、2巻目では組織のトレーニングを紹介しています。どちらも重要かつ欠かすことのできない要素。
ぜひその相乗効果を、この2本で感じてみてください!
ディフェンスの必須スキル、タックルに特化して解説を行います。1対1の基本動作では、それぞれの動きを詳細に解説し、複数での動作では実戦的な考え方も紹介しています。大阪朝鮮の代名詞ともいえる強固なディフェンスの、土台・基礎づくりがここにあります。
■イントロダクション
スクラム・ラインアウト・キックオフとラグビーには3つのセットプレーが存在し、全てのセットプレーはFWが中心となって行います。それらセットプレーの安定がゲームの勝敗を左右し、確実にボールをキープしボールポゼッションを行わなければなりません。
セットプレーの指導には専門的な知識を有し、専門的な技術指導が必要となります。今作では、そのセットプレーの1つ「ラインアウト」の専門的技術指導をご紹介します。ジャンパー・リフターの基礎技術の紹介から、トレーニングドリルやすぐに使えるラインアウトパターンまで必見の内容となっております。今作をご覧頂き、マイボール獲得率100%のラインアウトを目指してください。
ラインアウトにて核となるプレイヤー、リフターとジャンパーに必須のスキルを身に付けます。
まずはしっかりとした姿勢をとることが、ブレない安定したラインアウトの基礎となります。個人で行う基本動作ドリルから、ラインアウトの核となる1ポッド(3人)ドリルをご紹介します。
■イントロダクション
コンタクトプレーを避けることの出来ないラグビーにおいて、接点で相手に勝つことは絶対条件となります。ブレイクダウンで相手に勝つことが、試合に勝つことと言っても過言ではありません。ラグビーを局面局面に細分化するとブレイクダウンの連続であり、アタック側はそのブレイクダウンに勝ち続けることでボールポゼッションが可能となります。また、ディフェンス側はブレイクダウンに勝たなければ、相手のボールポゼッションを食い止めることが出来ません。ブレイクダウンはラグビーの根幹であり、しっかりと鍛え上げなければ試合に勝つことは出来ません。今回ご紹介する動画は、日本代表のフランカーとして活躍し数多くのブレイクダウンを経験した梶原宏之監督の経験に裏打ちされた指導方法です。今作をご覧頂き、チーム強化にお役立てください。
ボールポゼッションを行い、アタックフェーズを重ねるにはFW・BK関係なく全ての選手がブレイクダウンを行わなければなりません。チーム全員がブレイクダウンで相手に勝てるように、ボールの持ち方などの基礎から実戦で役立つラックへの入り方などを詳しく解説。接点で負けない強いチーム作りにご活用ください。
■ボールの持ち方
●キャッチング⇒パス
●キャッチング⇒コンタクト
●身体の大きい選手の場合
●身体の小さい選手の場合
毎年、Eucaly Enterpriseが開催しているオーストラリア アドバンスト セミナー。2010年に引き続き2011年も開催されました。この動画には、7月に2日間にわたって行われた4セッション(40種以上)のコーチングセミナーを収録しました。今回もオーストラリアで行われている最新のトレーニング集をご紹介します。ラグビー強豪国オーストラリアのトップコーチの指導と練習方法を取り入れることで、選手を飽きさせることなく自然と力をつけることが出来ることでしょう。
毎年、Eucaly Enterpriseが開催しているオーストラリア アドバンスト セミナーでは、オーストラリアの最先端の練習方法を紹介しています。今回は2010年3月に2日間にわたって開催された4セッションのコーチングセミナーを収録しました。
ラグビー強豪国オーストラリアのトップコーチの指導と練習方法は必見の価値あり!セミナーに参加された方には復習と新たな発見が、参加されていない方には目から鱗の動画シリーズとなっています。トライを獲るために、トライを獲らせないためには何をすれば良いのか!全ての指導者にとってのバイブルとなることでしょう。
ボールハンドリングスキルをセッションのポイントに置き、レクリエーションやウォーミングアップとしても使用可能です。
■クロックランニング
2008年7月9日と10日にNSW協会スタッフに拠るコーチング・クリニックが開催されました。今回のコーチング・クリニックでは、新ルールで行われたスーパー14において準優勝したワラタズのスクラム&ディフェンスコーチならびにジュニア・ワラタズのヘッドコーチでもあるジョー・バラカット氏が指導。
このコーチング・クリニックでは、スーパー14などで実際にワラタズがELVsに対応して行なったトレーニング・ドリルを中心に紹介されています。またNSW協会のレフリーでもあるジェイミー・マクレガー氏の、レフェリーからみるELVs後のゲームの変化や注意点等も大変参考になることでしょう。
日本ラグビーフットボール界においても、2008年8月1日より実施される「ELVs」。
既にELVsが採用され大会が行なわれている南半球の豪州NSW協会のコーチによる新ルール対策のコーチングは、日本のコーチにとって最高のマニュアルとなるはずです!!
ELVs第19条タッチおよびラインアウト【自陣の22m区域内にボールを戻し、そのボールをキックして直接タッチになった場合、地域獲得は認められない。】【クイックスローイングは、ゴールラインに平行か、自陣のゴールラインの方向に向かって投げ入れることができる。】によって、ゲームに必要な事項として以前より早い判断力と意思決定が重要となる。よりゲームがスピーディーになり、相手のタッチキックをクイックスローイングからのアタック、またはターンオーバーからのクイックアタック等に必要である。Session1ではディシジョンメイキング(意思決定)とラインブレイクするためのドリルを紹介します。
●「ELVs」とは
激しく身体をぶつけ合うラグビーでは、体幹の強化は、パフォーマンス向上の為に非常に重要な課題となります。安定したスクラム、強烈なヒット、タックルされても簡単には倒れない力強さ、相手を一発で倒す鋭いタックルなど、体幹の強さは必要不可欠です。
体幹を鍛えるためのトレーニング全62種/13プログラムをご紹介しています。
ラグビーという競技の中で特に専門性の高い技術が凝縮されているスクラムを指導するのは経験者でないと難しく、選手の能力だけではどうにもならないのがスクラムである。そこで今シリーズではトップリーグで圧倒的な強さを誇るサンゴリアスのスクラム。敵に「圧し勝つ」その強いスクラムの仕組みを、屈強なフォワード陣のコーチを務める中村直人氏がわかりやすく指導!
実戦での身体の使い方や普段の練習法を、現在活躍中の選手のアドバイスを交えて細かく紹介します。1人での基本姿勢から8人のスクラムまでを段階的に進める内容となっています。
敵への圧力の伝え方を理解し、勝てるスクラムの習得を目指しましょう!
※今シリーズで組んでいるスクラムは、社会人での組み方で説明されています。
「東福岡高校・クリーンラグビーの創造」は、チームを率いる谷崎重幸監督が提唱する「クリーンラグビー」の一端を日々行っているトレーニングの中から抜粋して紹介したものです。ラグビーの場合広いグラウンドに入れば、監督の指示が通るものではありません。刻々と変化する状況をどのように捉え、判断しその時々で最善のプレーを選択するかすべて選手自身にかかっています。トレーニング内容についても、指導者が教え込むのではなく選手が常に判断するように考えられています。ゲーム中、パス攻撃を有効に進めるには、選手(チーム)全員の意志統一と状況判断の素早さが重要になります。常にパスを出すタイミングや、受ける側の動き、周囲の状況などを考えながら練習する必要があり、そのための選手間のコミュニケーションは必要不可欠です。ここでは、個々の選手が状況判断をして動くことにより生まれる創造性豊かなドリル集を紹介します。