今こそ学ぼう!救急蘇生の実際~もし生徒が突然心停止になったら~
202年になり、コロナ禍が落ち着き、少しずつではありますが、学校の校外行事イベントも復活してきております。養護教諭の方々も校外学習での同伴・対応が増えてくることかと存じます。校外学習・運動会等の野外活動では、突然の心停止等のリスクも考えられます。その際に備えて、養護教諭の方々が基本的な救命処置、特に胸骨圧迫(心臓マッサージ)、AEDの基本的な技術を身につけることはとても重要です。
基本的な知識を身につけることで、子どもたちの命を救うことにつながります。
2020年度には5年ぶりに救急蘇生のガイドラインも変わり、改めて救急蘇生の知識を学びたい方も多いと思います。そこで、本講義では、救命処置のトレンド、AEDの適切な設置や管理、教職員を対象としたシミュレーション訓練など学校に求められる安全管理、児童生徒に対する救命教育について、心肺蘇生研究グループのメンバーでもある石見拓先生にご講義いただきます。2011年9月さいたまでおこったASUKAモデルを例に救急蘇生の重要さがよくわかる内容となっております。
※この映像は2022年10月に行われたセミナーを撮影・編集したものです。
■講師:石見 拓(いわみ たく) 京都大学 大学院医学研究科 社会健康医学系専攻 予防医療学分野 教授