国語科指導技術シリーズⅣ 言語活動を活かす読むことの授業
大変好評をいただいている国語科指導技術シリーズの第4弾。テーマは「言語活動を活かす読むことの授業」です。今回ご紹介している授業は、具体的な読みの言語活動を通して「読みの指導事項」、つまり「読みの能力」を育てることを意図した授業です。今回は、学習指導案「単元の学習計画」の第1次の前に第0次という段階を設けています。第0次とは本格的な学習に入る前に、子どもたちに学習内容についての興味・関心、課題意識を十分に醸成する段階です。そうすることによって子どもたちは興味・関心をもって意欲的に学習することができます。
ベテランの先生方が贈る言語活動を活かす授業、ぜひ授業づくりの参考になさってください。
<登場人物の行動を想像し、同化して楽しく読み、スイミーの行動の変化に伴う気持ちを豊かに想像しながら読むことができるようにする>
■授業編
1.前時の「スイミー日記」を読み直し、今日までのスイミーの気持ちを確認する。
2.本時の学習範囲を音読しながら確認する。
3.スイミーの行動を挿絵と共に確認し、場面の様子について想像をめぐらす。
4.「スイミー日記」を書く。
5.「スイミー日記」に書いたことを発表する。
6. 次時の場面を確認する。
■解説編